ポイ活ってポイントをもらえてお得なのですが、ポイ活をやっていない人ってたくさんいますよね。
なぜポイ活をやらない人がたくさんいるのかといえば、その理由の多くは「めんどくさいから」だと思います。
確かにポイ活はこなした作業の割には獲得ポイント数が少ない、いわゆるタイパの悪いものがほとんどです。
そんな中にも最初に設定さえしてしまえば後は自動でポイントをもらうことができる神ポイ活が存在します。
今回はそんな神ポイ活【スルガ銀行とauカブコム証券】を使った毎月自動で160~180ポイントほどを獲得するポイ活のやり方を解説いたします。
準備する口座① スルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブ
まず準備する口座の1つめは、
「スルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブ」の口座です。
Dバンク支店はネット専用の支店で、GポイントクラブはGポイント会員のみが口座開設できる口座になります。
ですので、口座開設の前に、まずはGポイントの新規会員登録をする必要があります。
Gポイントの新規会員登録は下記のGポイント公式サイトよりできます。↓
Gポイントの新規会員登録ができたら次はスルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブの口座開設をします。
スルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブの口座開設はスマホを使ってオンラインで完結します。
スマホで下記のQRコードを読み取ると口座開設のページが表示されます。
私がスルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブの口座開設をした当時は申込書類を自宅で出力して、それを手書きで記入して郵送で申請していたのですが、今は進化してスマホで申請できるようになりました。
準備する口座② auカブコム証券
準備する口座の2つめは、
「auカブコム証券」の口座です。
auカブコム証券はau Payカードの投資信託のクレジットカード積立に対応するなど、とても使い勝手の良いネット証券です。
スルガ銀行×auカブコム証券で自動でポイントが貰える仕組み
Gポイント付き口座振替サービス
スルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブには「Gポイント付き口座振替サービス」というプログラムがあります。
この「Gポイント付き口座振替サービス」の特典として、
携帯電話やクレジットカードなどの各種支払いをスルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブからの口座振替にて支払いすることにより、毎月の口座振替(150円以上/件)の件数に応じてGポイントが貰えます。
- 1~5件目: 5ポイント/件
- 6件目~ :10ポイント/件
6件目以降は件数の上限が無く10ポイントが貰えますので、月間で1,000ポイント近く貰っている猛者もいるようです。
※ポイント対象は1件150円以上の口座振替になります。
auカブコム証券にてスルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブからの口座振替(自動引落)が利用できる
auカブコム証券の口座振替(自動引落)はauカブコム証券の投資信託の定期積立などを、あらかじめ登録した金融機関から自動的に引落、決済するサービスです。
そして口座振替(自動引落)に設定できる金融機関とし「スルガ銀行」が使えます。
auカブコム証券 口座振替(自動引落)に利用可能な金融機関
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- スルガ銀行
- PayPay銀行
- ゆうちょ銀行
そしてauカブコム証券での口座振替(自動引落)も1件150円以上であればGポイント付き口座振替サービスのポイント付与対象になります。
auカブコム証券でスルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブからの口座振替(自動引落)にて投資信託を積立てる
ということでauカブコム証券でスルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブからの口座振替(自動引落)にて投資信託を積立てることによってGポイント付き口座振替サービスの特典のGポイントを獲得することができます。
具体的な方法としては、
auカブコム証券でスルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブからの口座振替(自動引落)にて
投資信託を、
150円、
毎日積立をします。
下記の画像は、私のauじぶん銀行の投資信託の積立設定状況です。
1日に10万円のクレジットカード積立をしていますが、それに関しては今回のスルガ銀行のポイ活とは関係ありません。
auカブコム証券はSBI証券にあるように単純に「毎日積立」という設定をすることができません。
auカブコム証券で毎日積立をするには毎月の買付日をピンポイントに指定して設定する仕様になっています。
そのため、毎日積立をするためには毎月の積立指定日として1日~31日まで個別に設定する必要があります。
土日祝日など金融機関の営業外の積立設定日の分は翌営業日にまとめて1件分として引き落とされます。
30日間しかないの月の31日の設定の分などは翌月の月初営業日にまとめて1件分として引き落とされます。
上記画像のように例えば7月8日(月)であれば、
7月6日(土)と7月7日(日)と7月8日(月)の3日間分の150円がまとめて450円として1件分として引き落とされます。
ですので、スルガ銀行Dバンク支店GポイントクラブのGポイント付き口座振替サービスのポイント付与対象の口座振替件数は1ヶ月あたり20件程になります。
※auカブコム証券の方ではあくまでも150円×31回分(4,650円/月)の買付がされます。
Gポイント付き口座振替サービスのポイント付与条件は
- 1~5件目: 5ポイント/件
- 6件目~ :10ポイント/件
ですので、
月に20件の口座振替で
1~5件分で25ポイント
6~20件分で150ポイント
合計で175ポイントのGポイントを獲得できます。
もし、携帯電話料金の支払いやクレジットカードの支払いでスルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブの口座振替で5件分を埋めていれば、auカブコム証券の投資信託積立の20件分で200ポイントを獲得することも可能です。
私の場合、スルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブはメインバンクにはしていないため、携帯電話料金の支払いなど、そこまでこだわるのは面倒くさいので毎月160~180ポイントほどのポイント獲得で満足しています。
下記画像は私の直近のGポイントの獲得履歴です。
最初に投資信託の積立設定をするだけで後は毎月自動でこんな感じでGポイントが入ってきます。
ポイント数だけを見るとたいしたことないように感じるかもしれませんが「自動」というのがメッチャいいですよね!
「自動」で貰えるポイント数と考えれば個人的にはタイパ最強のポイ活だと思ってす。
我が家はこのポイ活を夫婦で取組んでいますので、毎月、夫婦合計で320~360ポイントほどのGポイントを自動で獲得しています!
スルガ銀行からauカブコム証券の口座振替の申請をするやり方の解説
まずはスルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブのマイページを開きます。
スマホ版のサイトでは申請ができないのでいったんパソコン版のサイトに移動します。
画面左上の「メニュー」をクリックします。
メニューが表示されますので、一番下までスクロールします。
メニューの一番下の「PCサイト」をクリックします。
最初からパソコンで開いている場合はこの手順は必要ありません。
パソコン版のサイトを開いたら、
画面左側のメニューの中の「各種変更・届け出」をクリックします。
「口座振替依頼」をクリックします
「その他」をクリックします。
「auカブコム証券」の「選択」をクリックします。
auカブコム証券の証券口座番号や契約者名などを入力したら「確認」をクリックします。
これでスルガ銀行からauカブコム証券の口座振替の申請は完了です。
早ければ即日で口座振替ができるようになりますが、数日かかることもあるようです。
auカブコム証券にて口座振替で投資信託の積立設定をするやり方を解説
スルガ銀行からauカブコム証券の口座振替の申請が完了すると、次はauカブコム証券にて投資信託の毎日の積立設定をやっていきます。
積立てる投資信託に関しては、あくまでも投資ですので、ご自身でご判断いただきたいと思いますが、我が家の場合は夫がeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)、妻がSBI・V・S&P500インデックス・ファンドを積立しています。
我が家がそれらの投資信託を積立てている理由は、できる限り信託報酬が低くて、ポイ活といえども将来的な評価額の右肩上りの成長が期待できる投資信託を積立てたいと思ったからです。
今回の記事ではeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を積立設定するパターンで解説いたします。
※あくまでも積立てる投資信託の選定はご自身で行ってくださいますようお願いします。
まずは、auカブコム証券のマイページを開きます。
画面左上の「取引画面一覧」の中の「積立」をクリックします。
「プレミアム積立(投信)申込み」をクリックします。
ちなみに、「プレミアム積立」という大げさなネーミングですが、なんてことない普通の投資信託の積立機能であり、何かプレミアムな手数料がとられるとかは一切ありませんのでご安心ください。
キーワード検索の検索窓に「全世界株式」と入力して虫メガネマークをクリックして検索します。
検索にていくつかの投資信託が表示されますので、目当ての投資信託(今回の場合はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー))をクリックします。
画面左上の方の「積立」をクリックします。
プレミアム積立の取引規定の確認ページに移りますので、確認して下にスクロールしていきます。
取引規定を確認したら「同意する」をクリックします。
まずは目論見書をそれぞれクリックして確認します。
目論見書を確認したら積立内容を入力していきます。
①毎月の買付金額に「150」を入力します。
②毎月の指定日を「1日」に設定します。
③口座区分を「特定」にします。
一般口座でも構いませんが基本的には多くの人には特定口座の方がよいと思います。口座区分に関してはご自身のご都合の良い方をお選びください。
④決済方法を「自動引落」を選択します。
これでスルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブの口座振替での積立になります。
①~④までの内容で入力をしたら「確認画面へ」をクリックします。
入力した内容に間違いないか確認をして、間違いなければauカブコム証券のパスワードを入力して「申込する」をクリックします。
これで1日分の積立設定ができました。
後はコレを2日~31日の分まで積立設定をします。
↓
↓
↓
31日間分の積立設定をするのはちょっと面倒くさいですが、いちど設定してしまえば後はずっと自動でポイントが貰える状態になりますので、ここはなんとか気合で積立設定してしまいましょう!
スルガ銀行をメインバンクにしない場合は毎月の積立資金を入れるのを忘れないようにしましょう
自動でポイントが貰えると言っても、もしスルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブの口座の残高が足りなくてauカブコム証券にて投資信託の積立が不成立になった場合は当然、ポイントは貰えません。
スルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブをメインバンクとして活用するのであれば特に問題ないと思いますが、私のようにスルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブをポイ活用として割り切って利用する場合は、スルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブの残高不足に注意が必要です。
私の場合は定期的に残高確認をするのが面倒なので、それも自動化しています。
私の場合は、メインバンクとして使っている楽天銀行の「毎月おまかせ振込予約(自動振込)」を使って、毎月、1回、スルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブの口座に4,650円を振り込んで、自動で積立資金の枯渇を防いでいます。
うまくいけば投資でのリターンもしっかり得られる!
我が家は夫婦で2022年4月から、このスルガ銀行×auカブコム証券の投資信託の毎日150円積立のポイ活を取り組んでいます。
夫婦共に位置についてよ~いスタートで同時に開始して、夫婦共に現時点で150円の積立を817回実行しており、投資元本は122,550円になっています。
では、夫婦それぞれの投資の結果を見てみましょう。
夫の方はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を積立てしています。
2024年7月現在で、投資元本122,550円に対して評価額が174,402円で評価損益が+51,848円。
妻の方はSBI・V・S&P500インデックス・ファンドを積立しています。
2024年7月現在で、投資元本122,550円に対して評価額が182,352円で評価損益が+59,799円。
積立をすることにより毎月自動で160~180ポイント程度を貰いながら投資でも夫婦合計で10万円以上の含み益になっています。
最高すぎますね。
ただし、あくまでも投資ですので、必ず利益が出るという訳ではありません。
投資を始めたタイミングや今後の株式相場の動き次第では、毎月自動でポイントを貰ったはいいが、それ以上に投資で損しているという場合も当然あり得るでしょう。
もちろん、ある程度、利益が出ているタイミングで売却をしてもいいですが、私は長期的に右肩上がりに成長してくれることを期待して投資信託を選定していますし、ポイ活のために積立している投資信託の状況を見るために日々、auカブコム証券の画面を開くのが面倒くさいので積立てた分は今後もほったらかしでホールドしていくつもりです。
毎日150円といえどもそんなに投資に回す資金がない、という場合は比較的値動きの幅が少なくて信託報酬も低いeMAXIS Slim国内債券インデックスファンドなんかを積立てて、定期的に売却をして資金を確保するというパターンもありだとは思います。(この場合は結局、売却をしてその資金をまたスルガ銀行に入れるという作業が必要になってくるので、「自動でポイントを得られる」というこのポイ活の旨味が減るのかなぁ、とは思いますが。)
※くどいようですが、投資に関してはご自身の方針と考えのもと行ってくださいますようお願いします。
獲得したGポイントの使い道 我が家はdポイントに交換して投資に使っています。
ところで、そもそも皆様はGポイントってご存じでしたかね?
割とポイ活に精通していないと「Gポイントなんて聞いたこともない」というパターンも多いのではないでしょうか?
そもそも、Gポイントって何に使えるの?というのが気になる所だと思います。
Gポイントは知名度の割には意外と汎用性が高く、
Gポイントの交換先の主なものとしては、
- Amazonギフトカード
- Pontaポイント
- dポイント
- Vポイント
- JRキューポ
- nanacoポイント
- リクルートポイント
等があります。
我が家のGポイントの使い道ですが、
我が家は基本的にはdポイントの定期的に開催される他社ポイントからの交換でdポイントが増量されるキャンペーンの時に、
Gポイント→リクルートポイント→dポイント
のルートでGポイントをdポイントに交換しています。
そして、最終的にはそのdポイントは日興フロッギーにて投資に使っています。
全自動のポイ活で得たポイントで株式を買い、その株式から配当金をもらう。
最高のサイクルじゃないですか?
平凡な家庭が資産形成をするうえでの重要なことは、
「NISA、ふるさと納税、各種ポイ活など活用できるお得なことはできる限り活用する、そして全世界株式など手堅い投資先に長期投資をする。」
コレにつきると思っています。
そしてこの「スルガ銀行×auカブコム証券」のポイ活は、そのお得なポイ活を活用しながら手堅い投資先に投資ができる、平凡な家庭の資産形成においてとても有益なスキームだと思っています。