我が家は平成31年2月に注文住宅を建てました。
数年間を過ごす中で「ここはこうすれば良かったな」とか「これにして正解だった!」という点が分かってきましたので、ブログにて紹介しようと思います。
これから注文住宅を建てることを考えている人の参考になれば幸いです。
今回は我が家の注文住宅の成功例を紹介いたします。
今回の成功例は「シンプルにこだわったお風呂場のオプション」についての話です。
ショールームではオプションに目がくらむ
我が家のユニットバスはTOTOの「サザナ HSシリーズ Sタイプ」という規格です。
我が家はお風呂場は「掃除を楽にしたい」という明確なコンセプトがあったので、できる限り無駄な物を省き空間をスッキリさせました。
以下の画像はTOTO公式サイトから引用したものになります。↓
ユニットバスのメーカーのショールームに行くと、だいたい上記画像のような基本的なオプションを採用したパターンが展示されています。
ショールームではテンションが上がってしまって、こんな豪華なお風呂場を見るとついついオプションてんこ盛りにしたくなります。
しかし、我が家は「お風呂掃除を楽にしたい!」という強い意志があったので、誘惑に負けることなく最低限のオプション設定に抑えることができました。
棚がいっぱいあるから物を置く 物が足りなければ後で棚を買い足すのが正解
我が家はオプションとして設定した棚は、この画像の通りで、小さめの棚を3段だけです。
お風呂場に限った話ではないですが、棚って増やせば増やすほど、いらない物も増えていきます。
結局、置く場所があるから物を増やすんですよね。
そして掃除も面倒くさくなります。
でも、「さすがにお風呂場の棚がそれだけじゃ少なくない?」って感じですかね?
そういう時は必要な最低限の分だけ棚を買い足せばいいのです。
最近のユニットバスの壁は磁石がくっつく素材になっています。
Amazonや楽天市場で磁石でくっつけるタイプのお風呂場の収納アイテムがたくさん売られてます。
我が家では石鹸用のソープトレーと、
髭剃りを引っ掛けておくホルダーを追加で購入しました。
ともに裏面は磁石になっていて、お風呂場の壁にくっつけることができます。
念のため、ユニットバスをショールームで検討するときは壁が磁石にくっつく素材なのかは確認しておきましょう。
2つとも収納用品カテゴリーで大人気の「山崎実業」の商品です。
今までなくて困っていなかったものは必要ない
棚以外で省いたオプションはシャワーのスライドバーです。
スライドバーはシャワーの高さや角度を変えたり固定したりできるオプションです。
ショールームで見た時は「アラッ!コレは便利だわ!」とテンションが上がりますが、我が家は「お風呂掃除を楽にするためにできる限りシンプルにする」というコンセプトのもと、スライドバーが本当に必要なのかを考えてみました。
本当に必要かどうかを考える上での重要な指標は「今まで、それが無くて困っていたのか?」です。
では、我が家がこれまでにシャワーの高さや角度を固定する機能が無くて困った事があったかと言うと、全くなかったです。
ということで、スライドバーに関しては割と迷うことなく削減する選択をできました。
そして、その後、スライドバー無しのシャワーを使って不自由があったかと言えば、全くないです。
不自由がなさすぎて、おそらくですが、スライドバーを導入したとて、そんなに活用しないのではないか?とすら思います。
上記はTOTO様の見積書になりますが、スライドバーのメーカーの参考価格は12,800円(2018年当時)になります。
住宅全体の価格で考えれば12,800円くらいであれば付けてしまえばいいじゃん!って考えがちですが、注文住宅は考えることが細部まで本当にたくさんあります。
使いもしない機能を安易に増やしていけば、積もり積もって最終的に結構大きな金額になってしまいます。
必要かどうか考えた結果、失敗したものもある
お風呂場は掃除を楽にするために極限までシンプルにしたかったのですが、1点だけ無駄なオプションを付けてしましました。
それは何かというと「手すり」です。
手すりが必要かどうかを考える上で、ネックだったのが、「今までそれが無くて困っていたか?」とか「それを付けてすぐに役に立つか?」を考えるのではなく、「ある程度年をとった時にそれが必要になるか?」が選考基準になるためとても難しい選択でした。
考えた結果、手すりは採用したのですが、現時点では付けたことを後悔しています。
手すりを採用して失敗した件に関しては別の記事にて詳しく説明していますので、もしよろしければ下記の記事も合わせてご覧くださいませ。↓