WiFiのEasyメッシュは広いエリアを複数のWiFi機器でカバーする仕組みで、コントローラー(親機)とエージェント(中継器)がお互いに通信しあい網目(メッシュ)状にネットワークを構築します。それにより広い家や複雑な間取りの家でもすみずみまで快適なWiFiの電波を最適化します。
1人1台スマホ所有が当たり前の現代社会において家のWiFi環境はQOL向上(生活の質の向上)に直結します。
特に我が家ではスマートホーム化を進めておりAmazonのAlexa端末やSwitchBotデバイスなども数多く利用していますので家のすみずみまで行き届くWiFi環境が必要です。
そこで我が家はBuffaloの機種5台で盤石のWiFi環境を作り上げました。
今回の記事では、我が家のWiFi環境において、使っている機種やその機種を選んだ理由などを紹介いたします。
Easyメッシュに設定できる台数はコントローラー(親機)が1台、エージェント(中継器)が4台の合計5台です。
※Buffaloの機種の場合、コントローラー(親機)がWSR-1500AX2Lシリーズの場合は接続可能なエージェント(中継器)は2台になるようです。それ以外は基本的にはエージェント(中継器)は4台接続可能です。
BuffaloのルーターのEasyメッシュ対応製品は下記のBuffalo公式サイトをご確認くださいませ。
では、我が家のEasyメッシュの布陣を紹介します。
コントローラー(親機)は、WXR-11000XE12
エージェント(中継器)1台目が、WSR-5400AX6S
エージェント(中継器)2台目が、WSR-6000AX8
エージェント(中継器)3台目が、WSR-6000AX8P
エージェント(中継器)4台目が、WSR-3200AX4S
以上、コントローラー(親機)1台+エージェント(中継器))4台の計5台です。
下記は我が家のBuffaloのルーターの管理画面です。
では、次に、それぞれの機種を採用した理由を説明していきます。
コントローラー(親機)【WXR-11000XE12】
まずはEasyメッシュのコントローラー(親機)は【WXR-11000XE12】です。
こちらはBuffaloのルーターの中でもかなりの上位機種です。
価格はおおよそ40,000円~50,000円ほどです。(2024年6月現在)
私はAmazonのセールの時に38,230円で購入しました。
私がこの機種をコントローラー(親機)に選抜した理由ですが、理由はいたって単純で、こちらの機種はBuffaloのルータの中でも性能が高い機種だからです。
私はルーターに関して特別詳しいわけではありません。むしろド素人です。
そんなド素人の私がなにを指標にして機種を選んだかと申しますと、
選び方もいたって単純で、最大の通信速度とアンテナのストリーム数だけを見て判断しました。
アンテナのストリーム数というのはルーター機器に搭載されているアンテナの本数のことです。
通信速度は単位はMbpsで表示されている数値です。
基本的には機種の価格が高くなるほど通信速度のスペックも高くなる傾向があります。
必ずしも表示されている性能を発揮できるとは限りませんがこの数値は当然、高ければ高いほどよいです。
アンテナのストリーム数はそれぞれの周波数ごとにアンテナが割り当てられています。
こちらの場合は6GHz帯に4アンテナ、5GHz帯に4アンテナ、2.4GHz帯に4アンテナ、で4×3の合計12ストリームになります。
アンテナのストリーム数も多い方が通信速度が速く、複数の機器を接続した時の通信も安定しやすくなります。
こちらも基本的には機種の価格が高くなるほどストリーム数は多くなる傾向があります。
Buffalo公式サイトのよくある質問で確認したところ、Easyメッシュのコントローラー(親機)は性能の高い機種を設定することによりEasyメッシュ全体の性能を最大限引き出せるようなので、コントローラー(親機)は多少無理をしてでも価格の高い機種を選択しました。
エージェント(中継器)1台目 WSR-5400AX6S
エージェント(中継器)の1台目はWSR-5400AX6Sです。
価格はおおよそ12,000円くらい。こちらは2021年モデルの型落ち品になりますので割安になっています。
私はAmazonで11,980円で購入しました。
現行モデルの場合は15,000円~16,000円くらいです。
こちらの機種はBuffaloの中でも割と上位機種のひとつです。
スペック的にはこれがコントローラー(親機)でも全く遜色がないとは思います。
こちらはストリーム数は5GHzが4、2.4GHzが2の合計6ストリームです。
エージェント(中継器)2台目 WSR-6000AX8
エージェント(中継器)2台目はWSR-6000AX8です。
こちらは2022年モデルの型落ち品になります。
価格は14,000円くらいです。
私はAmazonで13,990円で購入しました。
現行モデルは18,000円くらいです。
こちらの機種はストリーム数は5GHzが4ストリーム、2.4GHzが4ストリームの合計8ストリームということで1台目のエージェント(中継器)として紹介したWSR-5400AX6Sよりも2.4GHzのストリーム数が多い設計となっています。
こちらの機種もスペック的にはコントローラー(親機)でも全く遜色がないですね。
我が家では2.4GHZのみ対応のスマートホーム系の商品を数多く使用しているので2.4GHzの接続の安定を重視してこの機種を選択しました。
エージェント(中継器)3台目 WSR-6000AX8P
エージェント(中継器)3台目はWSR-6000AX8Pです。
価格は18,000円くらいです。
私はヤマダデンキの店頭で17,710円で購入しました。
こちらの機種は1個前で紹介したWSR-6000AX8の後継モデルで、スペックに違いはありません。
唯一ちがうのはルーターにセキュリティ機能を付けるネット「脅威ブロッカー2」というサービスが付随していることです。
「脅威ブロッカー2」は1年目は無料、2年目以降は有料のサービスになります。(ネット脅威ブロッカー2を利用するかどうかは任意です。)
「脅威ブロッカー2」が必要ないという場合は前のモデルのWSR-6000AX8の方が若干ですが安く買えると思います。
我が家の場合は、Buffaloの管理アプリで確認する際に少しでも分かりやすくするためにエージェント(中継器)の機種を全部違う機種にしたいと思ったのでWSR-6000AX8とWSR-6000AX8Pに分けました。
エージェント4台全てが同じ機種だとどれがどれか判別がつきにくいですからね。
エージェント(中継器)4台目 WSR-3200AX4S
エージェント(中継器)4台目はWSR-3200AX4Sです。
価格は10,000円くらいです。
私はAmazonで9,980円で購入しました。
こちらの機種は先に紹介したWSR-5400AX6S比べると5GHzの通信速度の数値は低いですが、2.4GHzのアンテナが4ストリームなので2.4GHz帯に関してはまずまずの性能です。
我が家はSwitchBotをはじめとしたスマートホーム系のデバイスを数多く利用しているのですが、これらのデバイスは2.4GHz帯のみ対応のパターンが多いので我が家としては2.4GHzのアンテナ数は割と重要視しています。
ですのでこちらのWSR-5400AX6Sは2.4GHzのアンテナが4ストリームということでスマートホーム系のデバイスを利用している家庭には割とおすすめのルーターだと思います。
個人的にはWSR-6000AX8がオススメ
WSR-5400AX6SとWSR-3200AX4Sの性能を兼ね備えたのがWSR-6000AX8という感じですね。
ですので、我が家としてはエージェント(中継器)はアンテナが5GHzが4ストリーム、2.4GHzが4ストリームの合計8ストリームで通信速度も速いWSR-6000AX8Pを4台で揃えたかった所ですが、管理画面での判別のしやすさを考慮して4台全てを違う型の機種にしました。
もしエージェント(中継器)を1台だけ設定するとしたら間違いなくWSR-6000AX8を選択します。
まとめ
個人的にはWSR-6000AX8がオススメと言いましたが、こちらの記事で紹介した機種は全て高水準のスペックで、どの機種も普通のご家庭でしたら1台あれば十分な性能のハズです。
しかし、我が家はスマートホーム化を進めており、スマートホーム系のアイテムは一にも二にも電波が命!ということで、約9万円をかけて盤石のEasyメッシュの体制を構築しました。
お金はかかりましたが、現在の自宅のWiFi環境には大満足しているので後悔はしていません。
皆様のご家庭でもエージェント(中継器)4台とまではいかないくても、コントローラー(親機)+エージェント(中継器)1台でEasyメッシュを構築してみてはいかがでしょうか?
間違いなくQOL向上に役立ちますよ。
ちなみにBuffaloのEasyメッシュの設定はとても簡単です。
BuffaloのルーターのEasyメッシュの設定方法は下記の記事にて解説しています。↓