近年の夏は「エッ、夏ってここまで暑かったっけ?」ていうレベルに暑いし、日差しも強いですよね。
草むしりなど庭の手入れをしているときもちょっとした日影の逃げ場があるといいなぁって思いますよね。
そんなときに効果的なのが日よけのサンシェードです。
我が家は数年前にサンシェードを設置しようと考えていたのですが、そのときは家の外壁に穴をあける必要があったり設置のハードルが高いと感じてサンシェード計画は保留にしていました。
しかし近年どんどん増してくる異常な夏の暑さを受けて重い腰を上げてもう一度サンシェード計画を再考することにしました。
そして、ついにサンシェードを外壁に穴あけ不要で設置する方法の最適解を見出しましたので共有したいと思います。
大前提を確認 外壁の素材
今から紹介する方法を使うにはひとつの大前提事項があります。
それは「住宅の外壁が磁石がくっつく素材であること」です。
まずは、ご家庭にある適当な磁石を外壁にくっつけて確認してみてください。
ちなみに我が家の外壁はアルミニウム、亜鉛合金めっき鋼板のいわゆる「ガリバリウム鋼板」です。
ガリバリウム鋼板は見た目がスタイリッシュなことから最近の若い人が建てる住宅で多く採用されている外壁の素材です。
ガリバリウム鋼板など磁石にくっつく外壁であれば賃貸住宅でも気軽にサンシェードを設置できます。
準備する物① サンシェード
私は「Tomoyasu」というメーカーのサンシェードを使っています。
こちらの商品は10cm単位でサイズオーダーが可能で、我が家は幅120cm×丈300cmでオーダーしました。
ちなみに、私が購入した時に最初、AmazonのスマホアプリとスマホのWebサイトで商品ページを見た時にサイズを選択するやり方が良く分からなくて、パソコンのWebサイトの商品ページであれば上記画像の通り分かりやすい場所にサイズ選択の欄がありました。
カラーはホワイト、ベージュ、グレーの3種類で私はベージュとグレーで迷いに迷ったすえ、グレーにしました。
準備する物② フックタイプの磁石
私は「NEODY」というメーカーの磁石を使っています。
私はサンシェードの設置にはこのNEODYの磁石が最適だと思っていまして、そのオススメの理由を紹介します。
オススメ理由その1:超強力な磁力
我が家の住宅の外壁で検証したところ、磁石を水平設置で未開封の600mlペットボトル7本まで耐えられました。
オススメ理由その2:磁石の外面がシリコンコーティングされている。
「NEODY」の磁石の特徴は磁石をシリコンでコーティングされていることです。
それにより様々なメリットが生まれます。
通常の磁石だと屋外で使うとすぐサビてしまいますが、NEODYの磁石はシリコンコーティングされていますのでサビません。ですのでこのNEODYの磁石は屋外での使用に特にオススメです。
そして、強力な磁石の場合、壁をキズつけてしまう可能性がありますが、NEODYの磁石はシリコンコーティングということで壁などの接着面にキズがつきにくい仕様になっています。
大切なマイホームの壁にキズはつけたくないですよね。
NEODY磁石フックタイプについては下記の記事にて詳しく紹介していますので興味がありましたら下記もあわせてご覧くださいませ。↓
私はAmazonで購入しました。
準備する物③ ロック式のカラビナ
私は「BRAVESHINE」というメーカーのカラビナを使っています。
サンシェードを固定するカラビナですが、外で使用することが前提ですので風にあおられてカラビナが外れることがあるかもしれませんのでロック式のものオススメします。
私はAmazonで購入しました。
まぁ、カラビナを使わずに紐を使っても良いとは思いますが、私はできるだけ手軽に設置したいのでカラビナを使っています。
準備する物④ フック付きウエイト
私はホームセンターの「コーナン」の商品を使っています。
地域によってはコーナンの店舗がない場合もあると思いますが、Amazonや楽天市場などでも同じものを購入できます。
意外と価格もお手頃で2,000円以下で購入できます。
私は楽天市場で購入しました。
重量は約9.5kgあるので結構ずっしりしています。
フック付きウエイトは軽い物(5kg程度の物)だと風で動いてしまう可能性があるのであまり軽すぎる物は避けましょう。
しかも、この商品は台形型で重心が低い設計なのでとても安定感があります。
おおよそのサイズは幅205×奥行205×高さ140(mm)です。
カラーはBLACKと記載されていますが実際の色合いはグレーで、一般的ないわゆるコンクリートの色です。
商品コードはこちらになりますので、コーナンの店頭で購入される際は参考にしてください。↓
フックが土台部分に隠れているので見た目もスタイリッシュです。
フックが隠れている形状のものは他を探してもあまりないのでこちらの商品は希少性があります。
私は楽天市場で購入しました。
準備する物は以上になります。
(外壁の素材によって磁石の強度があまり強くならない場合は追加でもう1点だけ準備する物があります。それに関しては最後の項にて解説しています)
サンシェードを設置する様子
準備するべき物の必要な個数は設置する場所の広さやサンシェードの大きさによってかわりますので、それぞれのパターンに合わせて個数を揃えてください。
我が家の場合は、
幅120cm×丈300cmのサンシェードの設置で、
フック式マグネットを3個、
ロック式カラビナを5個、
フック付きウエイトを2個、使いました。
では、さっそくサンシェードを設置していきます。
今回は正面玄関のこの部分に設置します。(アッ、壁に鳥のフンついてた…(泣))
まずは、だいたいここらへかなぁ、という場所にフックタイプの磁石をくっつけておきます。
脚立を使って高所作業をする時はケガのないように気をつけて作業しましょう。
カラビナをサンシェードの穴に通しておきます。
今回の場合は上側に3個、
下側に2個、通しておきます。
そしてフックタイプの磁石にカラビナを引っ掛けます。
この時、磁石の位置が合わないようであればなるべくサンシェードがピンッとなるように磁石の位置を微調整しましょう。(あまりピンッと張りぎるのも破れの原因になるようなので若干の余裕はあった方が良いようです。)
最後に下側の両サイドにフック付きウエイトを置いてカラビナを引っ掛けます。
これで完了!
外壁に穴をあけないで工具を使わないでサンシェードの設置ができました!
うん、いい感じ!サンシェードのカラーも外壁といい感じにマッチしている。グレーにしてよかった。
もっと角度を付けたい場合はロープを使いましょう。
もし、「もっと角度を付けたい」という場合は、
選択肢としては、
①サンシェードを購入する時点で長めにオーダーする。
②下側をカラビナではなくロープを使う。
ということになります。
ちなみに、私が購入したサンシェードには付属品として5mのロープがついていましたので、それを使ってもっと角度をつけてみます。
うん、コレもいい感じですね!
磁石の強度が心配な場合の対応策
NEODYのフックタイプの磁石の強度についてですが、磁石はくっつける場所の鉄の含有量によって強度が変化する性質ですので、もしかすると外壁の素材によっては強度が心配な場合があるかもしれません。
そんな場合に強度をUPさせる方法があります。
もしフックタイプの磁石の強度が心配であれば、NEODYのバータイプの磁石を追加で使います。
フック1個につきバータイプの磁石を5本使います。
まず、バータイプの磁石を5本連結させたものを外壁にくっつけます。
その上にフックタイプの磁石をくっつけます。
これだけでビックリするくらい磁石の強度が上がります。
もし、「フックタイプの磁石だけでは強度が心配」という場合はバータイプもあわせて使いましょう。
私的には外で使うので風がふくことなども考慮して、基本的にはバータイプも併用して強度を上げておいた方が安心かなぁ、とは思いますが、それに関しては住宅の外壁によって条件が違いますので、各ご家庭で判断していただければと思います。(私的には併用をオススメします。)
ちなみに、我が家もバータイプを併用しています。
バータイプもシリコンコーティングされているのでサビの心配はありません。
まとめ
この記事で紹介した方法でしたらとても手軽で簡単にサンシェードが設置できます。
穴あけ不要なので磁石がくっつく外壁であれば賃貸住宅でも安心してサンシェードを利用できます。
皆様、ぜひ、この夏はサンシェードを使って快適にすごしましょう!