2024年7月27日に新潟県の佐渡島にある「佐渡金山」が念願の世界文化遺産に登録されることが決定されました。
その興奮も冷めやらぬ、2024年8月6日に我が家は佐渡島に観光旅行に行きました。
今回の記事では我が家の佐渡観光リポートをお届けいたしますので、今後、佐渡観光を予定されているご家庭の参考にしていただければと思います。
もちろん、世界遺産の佐渡金山にも行ってきましたよ!
ちょっと記事のボリュームが多くなりますので、何回かに分けてお伝えさせていただきます。
今回の記事ではVol.1として、佐渡汽船のターミナル内および周辺の様子やジェットフォイルに乗船する際の注意点やアドバイスを解説いたします。
佐渡への行き方は2ルートあります
そもそも、佐渡へはどうやって行けばいいの?という話からですが、
佐渡へは新潟県にある佐渡汽船ターミナルがある新潟港と直江津港の2つの港から、船に乗って行くことができます。
(以下 画像出典 佐渡汽船 公式サイトより)
ルートとしては、
新潟港⇔両津港を結ぶ新潟航路、
直江津港⇔小木港を結ぶ直江津港路、
の2ルートあるのですが、利用者は圧倒的に新潟航路多く、船の便数も多くなっています。
新潟航路は自動車を載せることができるカーフェリーとジェットフォイルの2種類の船が運航しています。
渡航時間は
カーフェリーは約2時間30分
ジェットフォイルは約1時間7分
になっています。
ちなみに、直江津港路はカーフェリーのみの運航になっています。
今回我が家は新潟航路のジェットフォイルを利用しました。
我が家の場合は「時は金なりと言うことで」チケット料金が高くても早く佐渡に到着するジェットフォイルを選択しましたが、
カーフェリーの場合は、甲板にも自由に出入りすることもできて、カモメにかっぱえびせんをあげる体験ができたりもしますので、船に乗っている時間も含めて観光として楽しむ、という考えであればカーフェリーという選択肢もありだと思います。
こちらは我が家が以前(子供が2歳の時)にカーフェリーで佐渡にいった時の写真です。
ずっと座ってシートベルトをしていないといけないジェットフォイルと違い、カーフェリーは自由に身動きがとれるので、小さい子供がいる場合は拘束時間が長いと言えどもカーフェリーの方がもしかすると気が楽かもしれません。
乗り物の中で大人しくしていられるお子さんなら良いですけど、そうじゃない場合は椅子にずっと座っていないといけない乗り物は気が気じゃないですよね。
我が家は佐渡に行くのは初めてではなくカーフェリーにも何度か乗った事があるので、今はとりあえず早く到着することを優先してジェットフォイルに乗るようにしています。
もちろん、ジェットフォイルの方が乗船料金が高いですけどね。
そこは「時は金なり」ということでわりきっています。
乗船券を予約する際の注意点
船は佐渡汽船の公式サイトよりネット予約ができます。
下記は、佐渡汽船ターミナルの待合室に貼ってあったのですが、
6月~7月中旬は修学旅行で団体客が多いようです。
当然、ゴールデンウィークやお盆などの通常考え得るハイシーズンももれなく込み合いますので、船の予約は早めに済ませましょう。
我が家は8月6日の乗船券を7月5日に予約しました。
(往路は夫婦と子供の3人分で、子供だけしばらく佐渡の親戚のお宅にホームステイするので復路は夫婦2人分だけの予約になっています。)
好きな座席を確保するためには遅くとも1ヶ月前には予約を済ませた方が良いです。
ちなみに、予約をキャンセルする場合はキャンセル料がかかります。
以下 出典 佐渡汽船公式サイトより、
ちなみに、今回、私の不手際で予約日を間違えてしまい、1,000円のキャンセル料を取られてしまいました。(泣)
キャンセル料の内訳としては、
(往路3人分+復路2人分)×200円=1,000円
になります。
予約してクレジット決済を済ませてすぐに日程間違いに気付き、やり直したんですが、いちど決済を済ませてしまえばたとえ1分後だとしても問答無用でキャンセル用がかかりますので気をつけましょう。
佐渡汽船ターミナル(新潟港)の様子
待ちに待った2024年8月6日(火曜日)になりましたので佐渡汽船ターミナル(新潟港)にやって来ました。
佐渡汽船ターミナル(新潟港)の施設に関して簡単に紹介します。
車で佐渡汽船ターミナルにお越しの場合は、余裕があれば立体駐車場の3階に駐車することをオススメします。
立体駐車場の3階から佐渡汽船ターミナルに直接歩いて行ける連絡通路がつながっています。
おそらくスーツケースなど大きい荷物を持っている場合が多いと思うので、できるだけ歩いて移動する距離を縮めたいですね。
当然、立体駐車場はいつも3階から満車になっていきます。
今回は平日で、しかも朝一番の便だったので3階に駐車できました。
連絡通路を歩いていくと上記の施設案内の「現在地」の場所に行くことができます。
佐渡汽船ターミナルには「トキめき館」というコンビニ&お土産のハイブリッド売店がありまして、
土産物も売ってますし、
軽食も売ってます。
「しおさい」という食堂もありますので、旅の前の腹ごしらえもできますよ。
「しおさい」のメニューはこんな感じです。↓
お土産を買ったり食事ができる「佐渡の手前」というお店もありました。
こちらは営業時間は10時30分~19時30分で、我が家は今回は朝一番の便だったのでまだ準備中でした。
コインロッカーもありますので荷物を預けておくこともできます。
700円のロッカーであれば割とでかめの荷物も預けておけます。
提携駐車場は佐渡汽船利用者限定で割引を受けられます
佐渡汽船ターミナル(新潟港)内の一角に割引の認証機械が設置されています。
ちなみに、駐車場の料金は現金以外にクレジットカードの他、各種キャッシュレス決済にも対応しています。
ちなみに、私はクイックペイで払いました。
新潟航路 ジェットフォイル乗船の様子
ジェットフォイルの中の様子や注意点についてお伝えします。
ジェットフォイルの座席一覧は以下の通りです。
出典 佐渡汽船 公式サイトより
ちなみに、我が家は妻が船酔いしやすい体質なので2階席は乗ったことがありませんので、あくまでも1階席のみの解説になりますのであしからずご了承ください。
我が家は今回、往路は1階の8番のA席、B席、C席で、
復路は1階の1番のA席、B席でした。
ちなみに、当然ですが、予約するのが遅くて席がある程度埋まっていれば、家族で離れて座ることも普通にありえます。
ですので、座席予約は早め早めにやってしまいましょう。
オススメの座席
私の個人的なジェットフォイル1階のオススメ座席を2つ紹介します。
オススメの座席、まず一つ目は、
1階の5番のA席、B席、C席です。
こちらの席は外を眺めることもできますし、前方に座席が無いので圧迫感がなくてリラックスできます。
オススメの座席、二つ目は、
1階の7番のK席、L席、M席です。
私的にはこの席が特にオススメです。
こちらの席は外も眺められて前方にも座席が無いので広々していて、さらに前方に荷物置き場があります。
当然、荷物置き場はどの席の人も利用していいのですが、
やっぱり不特定多数が利用する船ですので、目の離れた場所に荷物を置いておけば、荷物を間違われたり、最悪の場合イタズラをされたりという可能性もゼロではないでしょう。
その点、荷物置き場のすぐ後ろの座席であればそういった心配は極めて少なくなるでしょう。
では、次にジェットフォイルに乗る時の注意点を紹介していきます。
1階の最前列の前方の窓は景色が見えません。
写真の通り、1階最前列の前方の窓は塞がれていますので景色を見ることはできません。
1階最前列でもA席、B席など横側の座席であれば横の窓から景色を眺められますよ。
1階最前列は両サイドの天井の荷物収納ラックがありません。
写真を見ると分かるように、前方は流線形になっているため最前列の天井の荷物収納ラックは2列目からの設置される形になっています。
もしラックが空いていれば後ろの人に「ラック使っていいですか?」と確認した上で利用することもできますが、それはそれで気を遣うのが面倒くさいし、そもそも後ろの人がラックを使っていれば使えないので、荷物収納ラックを使いたいのであれば2列目以降の座席を選びましょう。
ちなみに、天井の荷物収納ラックは中央の座席には設置されていません。
中央の座席は景色も見られなければ天井の荷物収納ラックもないので、個人的には率先して選ぶ必要はないと思います。
ただし、船酔いしやすい人には1階の中央が揺れが小さいのでオススメのようです。
お弁当を食べるのは難しいです。
ジェットフォイルの座席には新幹線などの座席にあるような折りたたみ式のテーブルがありません(おそらく安全のため)のでお弁当を食べるのは難しいです。
船内で朝食や昼食をとりたい場合はおにぎりやパンなどワンハンドで食べられるものを用意しておきましょう。
船の中はスマホの電波が安定しません。
船の中(海上)はスマホの電波が安定しません。
船内で動画視聴をしたい場合は、YouTubeプレミアムやAmazonプライムビデオで、あらかじめ見たい動画をオフライン保存しておいてオフライン再生にて対応しましょう。
特に子供の退屈しのぎ対策に動画を見させようと考えている場合は事前にいつくかオフライン保存をしておくのを忘れないようにしましょうね。
あと、当たり前ですが、他の乗客に迷惑にならないようにイヤホンを忘れないようにしましょうね。
ちなみに、我が家はスマホは楽天モバイルを使っています。
船の中の電波状況はスマホの契約しているキャリアによっても違うかもしれませんが、オフライン保存できる動画サブスクを利用している場合は念のため事前に準備しておいた方がよいです。
特に、子供に「船の中でプライムビデオで映画見ようね~」なんて言ってて、実際見ようとしたら電波が無くて見られないと子供の機嫌が悪くなって大変ですよ。
出発して何だかんだして40分ほどするともう佐渡の島が見えてきます。
やっぱりジェットフォイルは早いです。
佐渡汽船ターミナル(両津港)の様子
ジェットフォイルに揺られること1時間7分、佐渡汽船ターミナルの両津港に到着しました。
いたる所に世界遺産登録を祝うポスターが掲示されていてお祭りムードでした。
では、佐渡汽船ターミナル(両津港)の施設内の様子を簡単に紹介します。
待合室の横側にお食事処「しおさい」があります。
メニューはこんな感じです。↓
お食事処「しおさい」の隣には売店があります。
売店は現金以外にクレジット、PayPay、交通系IC払いに対応しています。
コインロッカーもありますが、新潟港のロッカーよりも収納量は小さいですね。
待合室を抜けると「シータウン佐渡」というモールがあります。
シータウン佐渡モールはたくさんのお土産屋さんでにぎわっています。
売店はどのお店も現金以外に何かしらのキャッシュレス決済に対応しています。
お酒コーナーでは佐渡のお酒を飲む体験ができます。
おちょこ3杯分で500円です。(2024年8月現在)
※20歳未満は当然飲酒はダメですし、カーフェリーに車を乗せて来た人や、佐渡でレンタカーを利用する人も飲んじゃだめですよ!
シータウン佐渡モールを抜けるとターミナルの外に行けます。
左側の階段を降りていくと、
ちょっとしたレストラン街があります。
レストラン街を抜けるとレンタカー屋さんがあります。
レンタカー屋さんの前から外に出られます。
先程の通路で、真っすぐ行って「おけさばし」を渡るとエレベーターに乗ることがあります。
エレベーターで降りると外に出られます。
外に出た所には飲食店やレンタカー屋さんがたくさんあります。
こちらの「ROTARY」という喫茶店はレトロな雰囲気で地元の人から人気のようです。
こちらの「魚秀」というお寿司屋さんはランチメニューもやっているようです。
こちらの「スタミナ道場」というお店は地元の人に人気なようで店の前はたくさん路上駐車されました。(笑)
レンタカー屋さんもたくさんあります。
佐渡観光リポートVol.1 まとめ
我が家の佐渡観光リポートVol.1は以上になります。
要点としては、
ジェットフォイルの船内で快適に過ごすためには、旅行の予定が決まり次第、早めに座席の予約をしてしまいましょう。
ただし、キャンセルする場合はキャンセル料がかかりますので、間違えないように慎重に予約申し込みしましょう。
リポートVol.2では佐渡の島内の地理的なお話や雰囲気をお伝えしたいと思いますので、楽しみにしていただければと思います。
では、早めにVol.2を更新できるように頑張りますので、今しばらくお待ちいただけますようお願いいたします。