最近は著名な投資家の方のネット証券の口座が乗っ取られるというニュースもあり、ネットの金融機関のセキュリティについての関心が高まっています。
ここ最近の証券口座乗っ取り被害のニュースを目の当たりにして、私もさすがに怖くなって楽天証券の口座はロックをかけました。
そして、ついでに、楽天銀行の口座を確認してみたところ妻の口座のセキュリティ状況のステータスが低かったため、セキュリティ状況を「最高」レベルにしておきました。
セキュリティ状況の確認と変更方法
まず、楽天銀行の口座にログインしたら、「My Account」の「セキュリティ」をクリックします。

この画面にて、現在のセキュリティ状況のレベルとセキュリティ項目の設定状態を確認および設定変更ができます。

セキュリティ項目は下記の7項目で、↓


「ログイン履歴閲覧」以外の6つの項目は設定変更することができて、設定することによってセキュリティ状況のレベルが向上します。
私の妻の口座の場合はデフォルト状態のまま何の設定もしていなくて、セキュリティ状況が「中」の一番低いレベルでした。

今の世の中の状況でさすがにこれは怖い…、
ということで、設定変更できる6つの項目を下記のとおり全て設定しました。


アクセス制限系の設定を全てONにして、振込限度額は10万円、ATM出金制限は20万円に変更し、デビットカードは利用停止にしました。(普段デビットカードは使わないので使わないのであれば停止にした方が安心。)

これらを設定することによりセキュリティ状況が「最高」レベルになりました。

アクセス制限系の設定について
IP制限サービス
下記画像出典 楽天銀行 公式サイト より


ログイン制限サービス
下記画像出典 楽天銀行 公式サイト より


モバイルアクセス制限サービス
下記画像出典 楽天銀行 公式サイト より


まとめ
アクセス制限系の設定はONにするとログインする度にワンタイムパスワードの認証が必要になるなど、いろいろと操作が面倒にはなりますが、資産を守るためですのでいたしかたないでしょう。
これらの設定をしたからと言って乗っ取り被害を100%回避できるとは言えないとは思いますが、最低限、自分でできる対策はやっておきたいですね。