我が家は住まいのスマートホーム化を推し進めていまして、下記のとおり、現在はSwitchBot制の製品だけでも80台のデバイスを利用しています。
ただ、とても便利なスマートホーム系デバイスなんですが、スマートホーム化を進める中で、あるひとつの重要なことに気付くのです。
それは、
「家のあらゆるところに人感センサーやら開閉センサーやらが置いてあって、「スマートホーム」といいながら見た目のスマートさが低下している。」
ということです。
スマートホームの仕組みを構築するためには数多くのデバイスを導入しなければいけないので、多少の見た目のスタイリッシュさの低下は目をつぶる必要があります。
しかし、それでも、できる限りの見た目のスタイリッシュさも追及してこそ真の「スマートホーム」だと私は思います。
当ブログでは、これまで、SwitchBotのカメラを天井や壁に穴あけ不要で設置する方法を紹介しました。
今回はSwitchBotのデバイスの中でもベーシックなアイテムである、「人感センサー」を穴あけ不要、両面テープ不要で天井に設置する方法を紹介いたします。
SwitchBot人感センサーとは
そもそも、SwitchBot人感センサーとは何ぞや?という話ですが、
この商品はスマートホーム系のアイテムを数多くリリースしているSwitchBotというメーカーの人感センサーになります。
この人感センサーの人体検知をトリガーにしてSwitchBotの他のデバイスが自動でONになるような自動制御のオートメーションを組めるようになります。
SwitchBot以外のメーカーのデバイスでも、AmazonのAlexaと連携できるメーカーのデバイスであればAlexaを介して定型アクションを組んでデバイスを自動制御ができるようになります。
また、人の検知だけではなく、室内の照度の「明るい・暗い」も検知できますので、アイディア次第で様々なオートメーションを組むことができるようになります。
人感センサーはスマートホームの可能性の大幅に広げてくれるアイテムです。
パッケージの中には壁などに設置する用の両面テープが付属されています。
しかし、両面テープで付けたくはないですよね。
もし、外すことになった場合、壁紙も剥がれたり跡が残ったりしますからね。
ということで、天井や壁に、穴あけ不要、両面テープ不要で人感センサーを設置する方法を解説いたします。
前提条件
まず、大前提としてお伝えするのは、
今から紹介する方法にはひとつ条件があります。
その条件とは、
天井にライティングレールが付いていることです。
ライティングレールとは壁や天井にスポットライトなどを取り付ける際に必要になる配線器具です。別名ダクトレールとも言います。
ちなみにライティングレールにスポットライトなどを設置する際はレールの上を自由に移動させることができて、ライトを好みの位置に設定できるので便利です。
ライティングレールがついていることが前提条件ですので、厳密に言えば壁に穴をあける必要はあるということにはなります。(ライティングレールを設置するには壁に穴をあけなければいけません。)
「すでにライティングレールがついている物件であれば追加で穴をあける必要はありません」ということです。
では、天井に人感センサーを設置する方法の解説に入っていきます。
準備する物
天井に設置するために、ひとつだけ準備する物があります。
それは、SwitchBot人感センサー専用のライティングレール取付ブラケットです。
こちらの商品はSwitchBotの公式からは発売されていません。
メルカリなどのフリマアプリで3Dプリンターで作成したオリジナル商品を販売している優秀な出品者様がいます。
私はメルカリで購入しました。
私は「ゆゆ様」という出品者様の商品を購入させていただいており、この方は他にもSwitchBotの見守りカメラ用の商品など、数多くのスマートホームデバイス対応商品を出品しておられます。
天井に取り付ける手順
まずは、プラスドライバーを使って取付ブラケットの2つのビスを取り外しておきます。
次に、人感センサーの台座を準備します。
台座の底面の蓋を外します。
ピンセットなど細くて固いものを底面の穴に差し込んで蓋を左回り方向にずらします。
最初は施錠のアイコンの所に外枠の線が重なっていますが、
左回り側にずらして外枠の線が解錠のアイコンの方になると、ロックが外れます。
これで底面の蓋が外れます。
取り外した底面の蓋を取付ブラケットに固定します。(最初に外しておいた2つのビスで取り付けます。)
それを台座とドッキングさせます。台座と合わせて右回り側にずらせばロックがかかります。
取付ブラケットとドッキングした台座に人感センサーを取り付けます。
縦型設置でも横型設置でもお好きな方でOKです。
後はライティングレールに取り付けるだけです。
取付ブラケットの底面をライティングレールに差し込んで好きな位置で90度回転させてひっかけて固定します。
今回、私はキッチンの上のライティングレールに取り付けました。
いかがですか?
この自然な仕上がり!
スタイリッシュです!
当初は、SwitchBot人感センサーの台座の底面は磁石仕様になっていますので、冷蔵庫の横側にくっつけようかとか考えていました。
でも、やっぱり、視界に入る程度の高さに設置するとどうしてもスタイリッシュさに欠けるんですよね。
ライティングレールに取り付けるだけで、なんだか住宅に純正でついていたかのようなさりげない見た目になります。
あと、この設置方法だとセンサーを向ける方向の自由度も大幅に向上します。
高さが高いので照射範囲が広がりますしね。
人感センサーの使用方法の一例
おまけとして、人感センサーの使用方法の一例を紹介します。
我が家では人感センサーがモーションを検知したらキッチンのスポットライトが自動でONになり、モーションを1分検知しなければ自動でOFFになるようにAlexaの定型アクションを設定しています。
ちなみに、こちらの電球は「+Style」というメーカーのスマートLED電球を使っています。
Alexa対応ですので、Alexa経由でSwitchBotデバイスとの連携ができます。
まとめ
ライティングレールが付いているご家庭の場合はこの記事で紹介した方法が使えますので、ぜひお試しください。
スマートホームは「スマート」というくらいですので、見た目のスタイリッシュさも追及していきましょう!