どうも、平凡家庭の大黒柱こと最強の凡夫と申します。
さて、皆様はガチャガチャはお好きですか?
今は世の中がガチャガチャブームでショッピングモールにもガチャガチャ専門店等もでき始めており、そういったテナント店も休日に行くたびに賑わいを見せています。
私も子供の頃は駄菓子屋さんの軒先に並べてあるガチャガチャやカードダスに結構なお小遣いを使い、楽しかったり悔しかったり様々な思い出があります。
そんなガチャガチャで先日、「世知辛い世の中だなぁ」と思った出来事がありましたのでちょっとつぶやきます。
エピソード
先日、家族で近所のドラッグストアに買い物に行った際、子供がどうしてもガチャガチャをやりたいと言いだしました。
我が家では子供に「ガチャガチャにはパパもママもお金は出さないからガチャガチャは自分のお小遣いで買いなさい。そしてガチャガチャは自分の欲しいものが出るかわからないから、本当にやるべきなのかよ~く考えてからやりなさい。」と言ってあります。
その時も
「ドラッグストアよりもスーパーの方がたくさんガチャガチャも置いてあるから今ここでガチャガチャやらなくていいんじゃないか?」とか
「ガチャガチャは欲しいのが出るか分からないから、好きなのを選べる食玩を買った方がいいんじゃないか?」
と何とか子供を踏みとどまらせよとしましたが、子供の決意は固くガチャガチャに300円を入れました。
その結果、出たのは案の定の欲しくないやつ。
そしてお小遣いの残高の半分を失った子供は意気消沈し、のちに不機嫌の暴走モード。
お金を使った結果、いらないものが出て、さらに家庭の雰囲気も悪くなるという最悪の結果でした。
容易に予想できた結果なんですがね。
気軽にできない現代のガチャガチャ
我々が子供の時のガチャガチャと言えば1回100円が基本設定で子供でも気軽に回せるものでした。
しかし、今は300円とか高いものでは500円の物まであります。(ちなみにうちの子供が先日やったのは通常500円で、売切りなのか特別価格で300円になっていました。)
今は昔と違って人口が減少しており少子化で子供も減っていますので、昔のように低単価でたくさん回してもらおうという戦略ではもうビジネス的に難しいのでしょう。
その打開策として子供以外もターゲットに入れる必要があり、大人でも喜ばれるクオリティの景品を用意し、高単価で提供しているという現状だと思います。
その戦略は成功しており今は空前のガチャガチャブームなのですが、子供の方はしわ寄せを受けているのかなと感じます。
300円だと昔であれば3回ガチャガチャを回せます。
そのため、目当ての景品が出なくても、「ガチャガチャというエンターテイメントを3回は楽しんだんだ」というある種の納得感や満足感はあり気持ちの切り替えはしやすかったかなと思います。まあ、あとは目当てではないといっても玩具の持ち駒が3個も増えますしね。
今では300円で子供は神頼みの1回を回し、目当ての景品が出なければ、「大きな勝負に出て、玉砕された」というような、ある種の敗北したギャンブラーのような虚無感といらない玩具1個だけしか残りません。
昔はガチャガチャと言えば子供が親に頼らずともお小遣いで買い集められるコレクションアイテムでしたが、今はかなり位置づけが変わっているようです。
まとめ
クレーンゲームであれば少なからず己の実力の要素もあると思いますが、ガチャガチャにいたっては本当に運のみのゲームなので、正直私はガチャガチャは嫌いなんですよね。
でも、自分が幼少期に心躍らせて体験したものを、自分の子供にはダメだと言って押さえつけることはとてもできません。
ですが、自分の失敗の教訓をしっかりと子供に伝えていくことも親の務めです。
子供にはお金の正しい使い方を教育するとともに、時には好きに無駄使いをさせ、20歳になる頃までにしっかりとしたマネーリテラシーを身につけさせたいなぁ、と考えています
最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。
では、また。