どうも、平凡家庭の勘定奉行こと最強の凡夫です。
私は2018年頃から投資を始めて個別株を始めた当初はネットで投資について調べまくったり、こまめにヤフーファイナンスで株価をチェックしたりしていました。
平日に会社を休んだ時には9時から15時までの間、5分に1回くらいヤフーファイナンスの画面を開いていました(笑)
そんな私ですが、「暇があれば投資の事を考えてしまう」という行動を2年ほどかけて少しずつ修正してきました。
そしてこの1年で「投資について考えない」という思考法がだんだん板についてきて、
今年の(2023年)下半期で完全に自分の物になったと感じています。
2023年の大納会は昨日の12月29日でしたが、私は大納会当日も一度もヤフーファイナンスの画面を開きませんでした。さすがに大納会の日にヤフーファイナンスを開かなかったのは初めての事です。
何か、2023年の年末終値は日経平均が史上最高値をつけた1989年の大納会以来の高値になったらしいですね。(完全に他人事風)
まぁ、こんなんでも成り立ってしまうから、「インデックス投資をやっている人は投資家ではない」的な事を言われるんですよね。
私はそういった言葉はまったく気になりませんし、投資家でもない人間でもある程度の結果が出せるという事で、その言葉は、むしろインデックス投資が優秀であるという事の裏返しだと思います。ある意味、むしろ、インデックス投資家にとっては最大の誉め言葉なのではないでしょうか?
我が家の投資の方針としてメインはインデックスファンドの積立です。
当たり前ですけど、インデックスファンドの積立って、例えば、
メッチャ勉強しまくって、調べまっくて、オルカンの積立をしている人と、そんなに勉強せずにオルカンの積立をしている人とで、結果は同じになるんですよね。(厳密には勉強によって握力の強さ等が変ってくるので、そういう意味では結果が変わる可能性はあります)
私は、インデックス投資は結果を出すために、投資について考える時間をかける必要が無いという事が最大のメリットだと思います。
それであれば、私はそのメリットを最大限いかして、オルカンを積立てることにより投資について考えることを出来る限り放棄し、それによって生まれた時間は自分のやりたいことにフルベットします。
ですので、私のブログは株式投資や相場についてロジカルに説明するような記事は無く、日記的な記事ばかりです。
読者の皆様には、ある意味で、こんな家庭でも資産形成が成り立つんだなという生き様を見せていきたいし、そういったところが参考になればよいなぁと思っています。
と、いろいろと言ってきましたが、当然ながら私は投資について考えることに時間をかける人を否定しているわけではありません。
投資が趣味であるならば、それは最高の時間の使い方です。
しかし、投資が趣味という訳ではないという場合は、今は優れたインデックスファンドが数多く存在しますので、
それを活用することにより投資について考えることを減らし、それにより時間を生み出し、自分のやりたいことに時間をかける、という生き方の選択肢をとってみるのはいかがでしょうか?
ただ一つ注意が必要なのは、投資を始める前はやっぱり勉強はした方が良いという事ですね。
私も投資を始める前や、しばらくの間は本も読みましたし、ロジカルに説明されているブログ記事も読みまくっていました。
それにより、最低限の知識に基づいた、考えることの放棄が可能になると思います。
やはり相場の調子が悪くなれば、最低限の知識が無いと考えることの放棄なんてできないですよね。
あと、私がここまで悟りの境地に至ることができたのには理由があって、
一つのきっかけは我が家の資産が3,000万円を超えたことです。
資産が1,000万円や2,000万円の時は早くお金を増やしたいという焦りが先行していましたが、3,000万円を超えてからは投資による資産の増加をある程度感じられるようになり、心の焦りがかなり軽減されました。以前はレバレッジをかけた商品等も買っていましたが、今は全く興味がありません。
もう一つのきっかけは、私が今、就いている仕事に不満が無く私にとって最高の職場である、という事です。
私は以前はいわゆる社畜と言われるような働き方を強いられる職場や、鬱になるような状況で働いていました。
しかし、今はプライベートを優先できる、私にとって最高の職場で働かせてもらってます。
それにより、会社が存続する限り、私は定年までは働きたいと考えています。
以前はできる事なら早期リタイアしたいと考えていましたが、今はその焦りが無い分、心に余裕が生まれました。
という事で、我が家はこれからも良い意味で投資について考えることを放棄し、やりたい事に全力で取り組んで人生を謳歌したいと思います。
最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。
では、また。