どうも、平凡家庭の大黒柱、最強の凡夫です。
投資は世間のイメージではお金持ちの人などの限られた層だけがやっているイメージで、私自身も経験をもとに一般層が投資を始めるのはかなりハードルが高いことだと認識していました。
そもそも、私も一般層の人間なわけですが、今までは一般層で投資をやっている人は本業で相当の悩みを抱えている人が投資を心のよりどころとしていたり、一般層でももともと自己研鑽意欲がかなり高い人がやっているイメージでした。(私は当然、前者のパターンです。)
しかし、つい最近私の身の回りで「投資を始めるきっかけのハードルも低くなって、投資は確実に一般層に広がってきているなぁ」と感じる出来事がありました。
職場の同僚からの相談
つい最近、職場の同僚(33歳)から「凡夫さんって投資やってるんですよね?」と唐突に相談されました。
話を聞いていると当然、今の段階では投資のイロハのイも分かっていない状況でした。正真正銘の一般層ですね。
私は今の職場に不満が無く(給料は低いですが)プライベートの時間もしっかり確保できています。
その状況は同僚も同じなので、この職場では現状を問題視することが難しいのでおそらく今の楽な職場の中で投資を始める人はいないだろうと考えていました。
しかし、ここに来て正真正銘の一般層の同僚が投資を考え出したのは新NISA制度がスタートすることによってTVやネットなどの各種広告により投資という文字を目にする機会が増えたきた賜物なのだろうと思います。
心理学の接触回数が増える程に好印象を持つようになる単純接触効果的な物なのでしょうか。
今の若年層はネット証券に違和感が無い
投資を他人から相談された際は明言は避けたいなと思っています。自分がおススメを明言し、それをそのまま他人が実行し何か問題が発生した時に責任を転換されても困りますからね。
私は同僚に相談された際に「私はネット証券使ってます。SBI証券とか」という事で強要はもちろんしないスタンスで自分のパターンを紹介しました。
私はネット証券がおススメでしたが、おそらく同僚は最寄りの地方銀行で投資信託の口座を開設するだろうと予想していました。
一般層が投資を始めるときは自分で考えるのは面倒なので人に聞きたい、任せたいという思考になり銀行窓口に行くだろうと思っていました。でも、その場合でも私がそれをどうこう言う立場にはないのでそれはそれで尊重しようと思っていました。
翌日また同僚と話していると口座は「auカブコム証券」で予定しているとのこと。同僚はスマホキャリアはauを契約しているので、なんとなくauでやった方が良いかなと思ってというのが選定理由。
とりあえず、ネット証券を選択したことに安心しました。
auカブコム証券であれば主要のインデックスファンドもある程度取り扱っているので、決してベストではないかもしれませんが、十分ベターな選択だと思います。
私はこの同僚は銀行の窓口に相談に行くと思っていたのですが、ネット証券を選択しました。
そのことから、投資を始めようと考える人はある程度自分の人生を真剣に考えている人なので証券口座の開設など最低限の情報を集める努力はする人なのだなと感じました。
私は同僚に「正直、銀行とかで投資信託やる!とか言い出したらどうしようかと思ってた」と話したら
同僚は「銀行とかわざわざ行くのが面倒だからむしろネットで自分のタイミングでやりた」とのこと。
現代はネットの利用が生活に必須になっており、20代はもちろん、30代前半の人達はネットを使うという事に面倒くささも違和感もありません。
そういった年代の人達にとっては銀行や証券会社の窓口で口座を作ることって逆にハードルが高いのかもしれません。
それより上の40代後半や50代以降くらいになるとネットで投資なんて「怪しい」とか「不安だ」とかのイメージになるのではないのでしょうか。
お金のことをまじめに考えていない人達からは馬鹿にされがち
最近はその同僚からしょっちゅう相談されて投資の話をしています。
そうしていると他の同僚からは「凡夫さん変なこと吹き込んじゃダメだよ~」とか「○○さん投資始めるんですか?(ニヤニヤ)(ギャンブルやるんですか?的なニュアンス)」等というお決まりの冷やかしが入ります。
でも、私としては投資をしていることが同僚から軽く馬鹿にされる程度の扱いの方が不思議と居心地が良いですね。
下手に投資で儲かっているとか、上手くいっている人とかのイメージになっても面倒ですからね。
まとめ
同僚はまだまだ投資の基本は理解できていない状況ですが、とりあえずスタートラインに立とうとしているのはすごい事だと素直に思います。
そして私が投資を始めた年齢よりも若い段階でそれに気付くことができたことは羨ましいです。
私も30代前半くらいから始めたかったです。
同僚には当然、投資の方法や銘柄を明言、強要することは絶対にしませんが、私の経験からできるアウトプットはしてあげたいと思います。
お金のことに真剣に向き合っている人は素直に応援してあげたいです。