2024年12月11日、私、クレジットカードの不正利用をされました。
私の人生においてはじめての経験でした。
不正利用されたカードは三井住友カードのAmazonマスターカードです。
ちなみに、このカードは普段全く使っていないし、サブスク料金などの引落にも設定していませんでした。
最初、通知が来たときは詐欺かと思いましたが、私の中で謎の胸騒ぎがしたため、調べたら本当に不正利用されていました。
結論としてはとりあえず不正利用分は請求されることはなく、カードは無効化されて再発行されることになりました。
早めに気付いて不正利用自体は防げたので良かったですが、ナビダイヤルに問い合わせをしたせいで私の大事な時間(約1時間)とお金を一部失いました(ナビダイヤル20秒にごとに約10円)。
本当に怒ってます!
不正利用したやつ!マジふざけんなよ!バ~カ、ア~ホ、お前の母ちゃん…、
すみません、取り乱しました。
では、今回の記事では私が三井住友クレジットカードでの不正利用の発覚からカード無効化、再発行処理までの流れにの話と、三井住友カードの不正利用の通知を詐欺か公式かを見分けるための対応策を解説いたします。
詐欺?公式?三井住友から「ご利用確認のお願い」メールが来る
2024年12月11日(水)の午前10時34分、下記のメールを受信しました。
内容としては、
「不正利用の可能性があるので、それが不正なのか、それとも本人の利用で間違いがないのか確認してほしい」
「カード利用を制限をかけたから、本人利用で間違いなければ制限解除するし、不正利用であればカード無効化、再発行しますよ」
とのこと。
怪しさ120%のメールですよね。
ちなみに、同時刻に同様の内容のSMS通知も入っていました。
普段であればこんなメールは即スルーするんですが、今回はなぜか謎の胸騒ぎがしたんですよね。本当に。
だからといって、メールの中のリンクをクリックするのも怖いし…、
ということで、三井住友のサポートセンターに相談することにしました。
三井住友カードに電話で問い合わせた
ひとつ愚痴なんですが、最近ってこういうサポートセンターのオペレーターにつなぐための電話番号探すのってすごく大変ですよね。
安易にアプリやホームページから問合せしようとすると、よくある質問とかメールで問合せとかそんなのばっかり案内させるんですよね。
三井住友のオペレータ宛の電話番号探すのも苦労しましたよ…。
ということで、三井住友のカードの有人オペレーターにつながる電話番号は下記になります。
三井住友カードTEL 0570-004-980
ちなみに、ナビダイヤルですので、お使いのスマホのプランが話し放題プランだったとしても20秒ごとに約10円の電話料金がかかります。
しかも、オペレーターが出るまで待っている時間も電話料金に加算されますからね、鬼ですよ、本当に。
あと、オペレーターにつながるまで30分~1時間ほどかかる覚悟をしておきましょう。
発信番号からカードが割り出される仕組みになっていますので、三井住友カードに登録している電話番号のスマホにて電話をかけましょう。
そして、確認として、カードの下4桁の入力を求められますので、すぐに入力できるように、電話をする前にカードを用意しておきましょう。
電話をすると、オペレーターにつなぐ前に音声アナウンスにてメニュー選択をさせられますので、
私の場合は2番の「身に覚えのない請求や支払金額の確認」を選択し、
その中の5番の「利用した覚えのない請求がある」を選択しました。
この選択をした後はオペレーターにつながりますが、30分~1時間ほど待たされますが、あきらめずに食らいつきましょう。
電話での内容は、
「Amazonマスターカードについて不正利用の確認のメールが来たのですが、詐欺なのか公式なのか判断できないんですが、どうすればよろしいでしょうか?」
「私的にはかなり信憑性は高そうなメールだとは思っているんですが。」
メールの送信先のアドレスはどうなっていますか?
mail@contact.vpass.ne.jp です。
あと、同時にSMSでも通知が来ていました。
それであれば弊社からのご連絡で間違いないです。
という感じでした。
まぁ、電話で三井住友カードのオペレーターのお墨付きをもらったので、多少の不安はありますが、メールのリンクをクリックして処理をすることにしました。
不正利用の確認の処理を実施
まずは、メール本文の中の「ご利用内容確認の回答はこちら」をクリックします。
(「ログインや個人情報の入力は不要です。」って書いてあってもやっぱり不安ですよね。
そういう詐欺だろ、としか思えないもん。)
カードご利用内容の確認の画面に移ります。
さあ、問題の利用内容……、
利用店舗名が「PJ PAN LTD」、
ハァ?なんやねんコレ?!
全く記憶にないっていうか、そもそもPJ PAN LTDって何?
しかも、利用金額が3,037円って、えらく中途半端だな。
不正利用っていうから、てっきり10万円とか30万円とかを想像してたわ。
(あ、ちなみに、カード番号の下3桁にモザイクをかけていませんが、このカードはすでに無効化済みですので問題無しです。)
まぁ、カード番号までちゃんとあっているんだからここまでくれば公式からの連絡だと安心できましたね。
明らかに不正であることが分かりましたので、
「ご自身のご利用ですか?」のチェック欄を「いいえ」にチェックを入れます。
「次へ」をクリックします。
最終確認の画面に移りますので、再度、間違いないか確認します。
内容に間違いがなければ、「上記内容を確認しました」の所にチェックを入れて「決定する」をクリックします。
これで、カードの無効化と再発行の手続きが完了しました。
とりあえずは、これで安心。
手続き受付完了のメールが来ます
手続きするとメールが来て、カードの無効化、再発行の受付が完了します。
1~2週間ほどで新しいカードが来るとのこと。カード番号も変わります。
私はAmazonマスターカードはほとんど使わないので全然問題ないですが、コレがもしもメインで使っているクレジットカードだったら、いろいろな引落設定の再手続やらで大変なことになっていました。
カードが再発行されました
12月11日にカード再発行の申込みをして、約1週間後の12月17日にカード発送のメール連絡が入りました。
そして、翌日の12月18日に簡易書留にて自宅に届きました。
本来は再発行の場合は手数料がかかるようですが、同封されていた用紙にも記載されているように不正使用被害による再発行の場合は無料になります。
再発行されたカードはカード番号が変わっていますので、もし以前のカードで公共料金やサブスク料金の支払いに設定していた場合は再設定が必要になります。
三井住友カードの不正利用通知を詐欺かどうか見破るための対策
三井住友カードのアカウントでは「ハンドルネーム」を設定することができます。
デフォルトの状態だと、例えばAmazonマスターカードであれば、「Amazonマスター」とか、その他の三井住友カードであれば「三井住友カード会員」とかになっています。
そして、三井住友カードからのメールには宛名としてハンドルネームが表示されます。
このハンドルネームをオリジナルの名前に変えておけば、今回のように詐欺か公式なのかどっちか分からないようなメールが来たときはハンドルネームが自分が設定したものになっているかどうかで判断することができるようになります。
では、ハンドルネームの設定方法を解説いたします。
まずは、下記の三井住友カード公式のVpassアカウントの紹介・変更のページに入ります。
変更が可能な項目として「ハンドルネーム」が入っています。
「お手続き」をクリックします。
三井住友カードのVpassアカウントのIDとパスワードでログインをします。
Vpassアカウントに登録している電話番号を入力して「電話をかけて認証」をクリックします。
表示されている電話番号の所をタップします。
電話をかけて自動音声の案内を聞いた後に電話を切ります。
(この時の電話はVpassアカウントに登録している電話番号のスマホ(先程、電話番号を入力したスマホ)からかける必要があります。)
「次へ進む」をクリックします。
(ちなみに、この時の電話認証の専用番号は毎回変わります。)
変更設定の画面に移りますので、ハンドルネームを変更するカードを選択します。
変更できる項目の中に「ハンドルネーム」がありますので、好きな名前を入力します。
今回、私はもう誰にも負けたくないという怒りを込めて「宿儺の器」(すくなのうつわ)という名前にします。
ハンドルネームを入力したら下にスクロールしていって「入力内容を確認する」をクリックします。
入力した内容をし確認します。
ハンドルネームがちゃんと「宿儺の器」になっていますね。
内容に間違いがなければ下にスクロールしていって「決定する」をクリックします。
これでハンドルネームの変更が完了です。
ちなみに、Vpassアカウントに複数の三井住友カードを「おまとめ登録」している場合、先ほどのハンドルネーム変更のときに「おまとめ登録」されたすべてのカードに反映をすることもできます。
ハンドルネーム変更が完了すると、メールで変更受付のメールが来ます。
ちゃんとハンドルネームが「宿儺の器」に変っていますね。
今後は、三井住友カードからのメールは宿儺の器宛で来ますので、それ以外の宛名でこれば詐欺だと見抜くことができるようになります!
振り返ると過去にも三井住友カードからの怪しい通知は来ていた
ちなみに、この機会に過去の私のSMS通知を振り返っていたら、三井住友カードからの怪しい通知が2件ありました。
1件目がこちら↓
さすがに、コレは怪しすぎるのですぐにスルーしました。
そして、2件目がこちら↓
完全に忘れていましたが、コレを見ると2年前にも今回と同じ連絡が来ていたようです。
しかも、このときは普通に本人の利用だったようです。(当時のこと全然覚えてない。)
なぜか、当時はこの通知を怪しむことなく処理していたようです。
昔の自分よ、危なっかしいぞ!
まとめ
ということで、今回は不正利用のふりをした詐欺かと思ったら、本当に不正利用だった、という話でした。
世の中、詐欺が横行しているせいで、公式の情報すらも怪しく見えてしまって困ったもんですね。
とりあえず、何か怪しいメールが来たら、まずはいったん立ち止まって、公式に問い合わせるなり、落ち着いた行動をとるようにしましょう。
あと、三井住友カードを持っている人は、ハンドルネームも変えておきましょうね。