どうも、平凡家庭の大黒柱こと最強の凡夫です。
さて、皆様、メルカリは活用をしていますか?
今回はメルカリでの購入者の場合の上手な値下げ交渉についてご提案したいと思います。
大前提として以下の3項目
- そもそも出品者側は元から提示している売価で売りたいので値下げはしたくない。
- 私は主にメルカリは出品メインで使っています。
- 私はメルカリで購入する際に値下げ交渉は一度もしたことはありません。出品メインでメルカリを使っている身としては出品者側の(値下げをしたくないという)気持ちがよくわかるので、あくまでも提示してある売価に見合う価値があると思えば買いますし、高いと思えば買いません。
上手な値下げ交渉 結論
上手な値下げ交渉について、結論を一番先にお伝えします。
それは
【 相手(出品者側)にとってのメリットを提示する 】ことです!
それでは、購入者側がなぜ出品者側にメリットを提示する必要があるのか事例を交えて説明していきますね。
ダメな値下げ交渉の仕方と理由
メルカリで1番多い値下げ交渉の仕方は
「購入を検討しているのですが、お値下げは可能でしょうか?」
というものです。
これの何がダメなのかと言いますと。
その取引では出品者側にメリットが無いということです。
値下げ交渉というのは、その取引においてできる限りWin-Winの関係になるよう努めなければ成立しないのがビジネスにおける交渉の常識です。
「購入を検討しているのですが、お値下げは可能でしょうか?」
では購入者側にしかメリットは無く、出品者側としては「別にあなたに買ってもらわなくても結構です」と感じてしまいます。
メルカリではこのような購入者のみがWinのおかしな風習がまかり通っており出品者側は正直ストレスに感じているはずです。
値下げ交渉成功の確率を上げるためには相手側にメリットを提示する必要があります。
ビジネスの取引における交渉の常識
ビジネスの世界での相手にメリットを提示した値下げ交渉の例としては
- 「まとめて買うから安くしてほしい」
- 「定期的に買うから安くしてほしい」
- 工事業者への交渉の場合「施工は必ずおたくにお願いするから安くしてほしい」
- 「工期はおたくの条件を飲むから安くしてほしい」
といった感じです。
いずれも安く取引することによって発生する販売者側へのメリットを提示しています。
必ずしも平等とは言えないかもしれませんが、少なくともできる限りWin-Winの関係になるよう購入者側は努力をしているのです。
スーパーで100円のコロッケを買う時に店員さんに「安くしてくれ」と言っても安くはなりませんが、家電量販店で洗濯機や冷蔵庫を買う時は「安くしてくれ」というと安くなりますよね。
それは何故かというと、洗濯機や冷蔵庫といった高額品を買うこと自体が販売店側に対して大幅な売上獲得に貢献するというメリットを提示していることになるからです。
さすがに家電量販店でも電池1個買うのに「安くしてくれ」と言っても安くはなりませんよね。
この理屈から言えば、スーパーの100円のコロッケでも「5000個まとめて買うから安くしてくれ」と言えば安くなるかもしれません。
メルカリでの上手な値下げ交渉の例
では、メルカリで購入者の立場の場合はどのように交渉する余地があるのでしょうか。
私が考えた例をいくつか紹介します。
- 「アカウントをフォローしますので、お値下げしてもらえませんか?」
- 「梱包は簡易的なもので結構ですので、お値下げしてもらえませんか?」
- プロフィール欄に子育て中の記載などがあれば「発送は急がなくて結構ですので、お値下げしてもらえませんか?」
些細なことではありますが、購入者側にとってできる限りの相手への与えられるメリットをお伝えすることにより、
出品者側の「あなたに買ってもらわなくてもいいんだけど」という気持ちから
「この人のためであれば何とか頑張ってあげたいな」という気持ちになるはずです。
メルカリは個人間の取引が基本ですので、こういった気持ちの部分というのは意外と大きい要素になります。
専用出品の依頼はやめましょう
これもメルカリによくある風習で、値下げ交渉が成立した場合、購入者がほかの人に横取りされないように自分専用の出品ページの作成を依頼するものになりますが、これは出品者側の利益と時間を軽視した行動になりますのでやめましょう。
何度も言いますが「別にあなたに買ってもらわなくてもいいんです」というのが出品者側の本音です。
ましてや値下げ交渉が成立したということは出品者側としてはその取引での販売益額は決定しているのであとは売るだけです。販売益額が揺るぎない以上は誰に買ってもらっても構わなく、むしろ1番早く買ってくれた人が1番ありがたいお客様という感覚です。
値下げによって利益が減ったのにも関わらずそれに対してさらに専用ページを作る手間をかけるという行為は出品者側にとって経済的合理性が一切ありません。
本来、専用ページというのは「出品者側の提示している金額よりも+αの金額を払いますので専用ページでお願いします。」というのであればまかり通る話なのです。
おまけ:都市伝説的な値下げ交渉の話
よく耳にする都市伝説的な値下げ交渉で
「子供が自分のお小遣いで買いたいと言っているのですが、足りないので安くしてもらえませんか?」
というものがある。私自身、この手の交渉に巡り合ったことはないので、本当にこんなことを言う人がいるのか、それとも誰かが面白おかしく考えた都市伝説なのかはわかりませんが、
もし、こんな交渉コメントが来たとしたら
「しらんがな」で終わりますね。
結局これってなんか何んとな~くそれらしいように値下げ要求してますけど完全に自分に対するメリットしかないんですよね。子供は安く買える、親は足りない分の小遣いをあげなくて済む。交渉している側だけの大勝利!
こんなのまかり通るわけないですよね(笑)
まとめ
メルカリで取引をする際に肝に銘じなければいけないことは
- お得に買いたいのであればビジネスの基本と常識を学び取り入れること。
- あくまでも個人間取引ということを理解して、自分だけでなくお互いに気持ちの良い取引にするための落としどころを考えること。
以上を理解してお得で気持ちの良いフリマアプリライフを楽しみましょう。
では、また。