どうも、平凡家庭の大黒柱こと最強の凡夫です。
さて、私は2020年1月から楽天証券でつみたてNISAで投資信託の積立をしていましたがNISA口座を来年の2024年のスタートと同時にSBI証券に変更することにしました。(楽天証券の前は半年ほど野村證券でやっていたので、なにげにNISA口座の変更は2度目です。)
今回はなぜこのタイミングでわざわざ変更することにしたのかの理由をお話しします。
大前提として特段のメリットは無い
まず前提として申し上げたいのは申請の手間などを考慮すればNISA口座を楽天証券からSBI証券に変更することに特段のメリットは無いということです。楽天、SBIともにネット証券のトップの企業でありサービスレベルにも大差はありません。ではなぜ、わざわざ今回変更続きをしたかと申しますと、
『自分の中でなんとなく腑に落ちるから』です。
なんじゃそりゃ!!って感じですね。
でも、私の中ではこの先長い付き合いになるであろうNISA口座にはその「なんとなく腑に落ちる選択肢」というのは割と大事なのかなと思っています。
ポイント経済圏としての選択
もう少し細かいことを言いますと、ポイント経済圏としての選択ですね。ポイント経済圏とは提携する複数の企業やサービス(決済や銀行、証券etc)で共通ポイントを設定し消費者の囲い込みを狙う戦略のことを指します。
ここで楽天経済圏とSBI &三井住友経済圏を天秤にかけることになります。
私は今はどの経済圏も広く活用していますがどこがメインかと聞かれると、楽天モバイルや楽天ひかりを契約もしていますのでメインは楽天経済圏の住人ということになります。
5年ほど前は楽天経済圏がポイント経済圏のキングといっても差し支えない状況でしたが、近年では楽天モバイル事業の赤字の件もありポイント制度はネガティブな方向に進んでいます。
対するSBI &三井住友経済圏はここ最近でもVポイントとTポイント統合や三井住友銀行Oliveの新設等ポジティブな流れが多く、全ポイント経済圏の中で考えても最も勢いのある経済圏だと考えます。
また、SBI証券は投資信託の保有額に応じてポイントが付与される投信マイレージというサービスがあります。資産の積立をして、それに対してポイントが入るというのはすごく魅力的ですね。
NISA口座の証券会社の選択肢を考える中でポイントサービスというのは本質から逸脱している、というのは百も承知ですが、投資をしながらも一方ではポイ活ガチ勢の私としては、やはりSBI &三井住友経済圏の勢いは何か引っかかるものがありスルーするわけにはいきません。スノーボードの平野歩夢選手が冬季五輪で2大会連続銀メダルを取った後にスケートボードが夏季の東京五輪から正式種目になった際に「スケボーもスノボーも同じタイミングで始めた競技で正式にオリンピックの種目になった以上は何か引っかかるものがありスルーするわけにはいかない」と言って男気参戦を決めたのと同じですね。(違うだろ!)
証券会社としての信頼性
あとは、楽天モバイル赤字の件もあり楽天グループの経営状況を不安視する声もチラホラ聞こえてくるのも事実です。私自身は楽天証券に特段心配はしていませんが、まあ、一方では業界トップのSBI証券ならば自分の大切な資産を預けるのに心配は無いと今の時点では考えられます。
NISA口座を変更するにはこのタイミングしか無い(私的には)
皆さんご存じの通り2024年から従来のNISA制度は新NISA制度へとリスタートします。変更する手続きをする理由が『なんとなく腑に落ちるから』という私にとって新NISA制度を楽天証券で数年やった後にSBI証券に変更し新NISAの口座が2社に分かれるのが自分の中では何か気持ち悪いんですよね。旧つみたてNISAの分は楽天証券に残るじゃないか!という意見があると思いますが、私の中でそれは何となく許せます。制度が変わるので。要は何となく自分の中で腑に落ちるのです。
なので新制度に変わる2024年から心機一転、気持ちよく自分の腑に落ちる形でスタートしたいので、このタイミングで変更しました。
マイページの管理画面が使いやすいのは楽天証券
SBI証券は管理画面が使いにくいとよく耳にしますが、現在、複数証券会社を利用している私としては確かにSBI証券の管理画面はちょっと使いにくいです。というよりもSBI証券はその他証券会社と同じくらいの使い心地で、むしろ楽天証券が特別に使いやすい、というのが私の意見です。
けしてSBI証券が特別使いにくいということはなく、慣れれば問題ない標準的なレベルです。
まとめ
以上の理由から私は2024年からはSBI証券にて新NISAにて投資をスタートします。楽天証券で継続していても問題は一切ないのですが、一方ではSBI証券に変更したことで後悔することも一切ないと考えています。
私は初心者が長期投資を継続する秘訣は『自分で理解して納得すること』『自分にとって腑に落ちること』が重要だと考えています。
NISA口座変更の申込方法はまた今度記事にしようかと思います。
最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました
では、また。