【注文住宅の失敗例】玄関入り口に手洗い場は必要ありません!

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注文住宅の反省点

我が家は平成31年2月に注文住宅を建てました。

数年間を過ごす中で「ここはこうすれば良かったな」とか「これにして正解だった!」という点が分かってきましたので、ブログにて紹介しようと思います。

これから注文住宅を建てることを考えている人の参考になれば幸いです。

今回は我が家の注文住宅の失敗例を紹介いたします。

今回の失敗例は「玄関入り口に手洗い場は必要ありません」という話です。

ちなみに我が家は地元の工務店にて注文住宅を建てました。

大前提としてお伝えしておくのは注文住宅は建てて大正解でした。

資産形成界隈では賃貸派VS持ち家派の論争が永遠のテーマのようになっていますが、私的には住みやすさで言えば、特に子供がいる家庭は賃貸かどうかはさておき、形態としては戸建て一択だと思っています。

さらに言えば、いろいろとカスタマイズもできたりもするので戸建ての持ち家が私的には一番幸せです。

我が家も子供が2歳の頃まではアパート暮らしでしたが、戸建てで生活するのが当たり前になった今、アパート生活には絶対に戻れません。

資産形成界隈では割と賃貸派の声が大きいですので、将来的な住まいを考える中で持ち家や戸建てにネガティブな印象を持っている人も少なくはないと思いますが、この問題に関してはお金の問題だけではなく、どうするのが家庭として一番幸せになれるのかをよ~く考えた方が良いと思います。

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我が家の玄関の様子

下記は我が家の1階の平面図です。

玄関を入ってすぐの所に「手洗い場」があります。

外から帰ってきて玄関のドアを開けると、

すぐに手洗い場があります。

この家に入ってすぐの手洗い場、すごく便利そうに見えるし、なんとなくオシャレでいい感じに思えるんですが、結論としては全く必要ありませんでした。

そもそも、この場所に手洗い場を設置した理由は、

注文住宅の設計案を考える際に妻がインスタなどで情報を集める中で、「最近は玄関入り口に手洗い場を設置するのが流行っているらしい、子供がもうちょっと大きくなって外で遊んで帰ってくるようになったら、家に帰ったらすぐに手を洗えるし、コレいいんじゃない?」

という提案をしてきて、私も確かにこれは画期的なアイディアだなと思い、採用しました。

近年はコロナ禍の影響もあり玄関入り口の手洗い場設置が流行っている

コロナ禍を経験し、ウイルス対策ということに関心が高まっている昨今、住宅メーカーのホームページを見ていても、玄関入り口の手洗い場設置の提案は非常に増えていると感じます。

そして、玄関入り口の小さいボール型のシンクの手洗い場は見た目がスタイリッシュなことからインスタなどのSNSで見るととても写真映えします。

こういった理由から、特に子育て中のファミリー層に注目が集まっていると感じます。

玄関入り口の手洗い場が必要ないと感じた理由

玄関入り口に手洗い場を設置したはいいですが、建てた家で生活をしてからもう6年ほどになりますが、、玄関入り口の手洗い場を活用したことはほぼありません。

玄関の手洗い場を使わない理由なんですが、

下記の平面図を見れば分かるように、玄関から家の中に入ったらすぐに洗面所があるんですよ。

結局そこを使うんですよ。

平面図だと距離感が分かりずらいかもしれないので、動画も用意しました。↓

こんな感じで、結局、家に入ってすぐ洗面所があるのであれば、玄関入り口に手洗い場を作ったところで、まぁ、使いませんよ。

逆を言えば、すごく広い大豪邸で洗面所までかなり距離がある、とか、家自体は広くなくても間取り的に玄関から家に入ったらリビングを通り越した奥に洗面所がある、という場合は動線的に考えて玄関入り口に手洗い場を設置するのは有りだと思います。

我が家のように玄関近くに洗面所がある場合は絶対にと言っていいほど必要ありません。

あとは、単純に間取り的な問題だけではなく、設計を考案している段階では使い勝手が良さそうと思っていても、本当に実際はそうですか?という問題もあります。

というのは、設計を考案しているときは玄関入り口に手洗い場があると、家に帰ってサラっと手を洗って家の中に入るという光景を想像しますが、実際そんなうまくいきますかね?

設計段階ではついつい自分の都合の良い風に考えてしまいがちですが、実際の生活風景を具体的に考えた方が良いです。

仕事から帰ってくるときでも、買い物から帰ってくるときでも、子供と公園から帰ってくるときでも、両手に何かしら荷物を持っていないですか?

玄関の入り口でその荷物を玄関の地べたに置いて手を洗うんですか?

置かないですよね。

結局はそのまま家の中に入って、いったんリビングか廊下に荷物を置いてから洗面所で手を洗うはずです。

そして、上記の理由にプラスして毎日、(ろくに使わない)玄関入り口の手洗い場用のタオルを洗濯して取り替えるのも面倒になってきたりして、結局は全く使わなくなりました。

私の予想では、すごく広い大豪邸で玄関入り口に手洗い場を作っても、そこのタオルを毎日取り替えるのめっちゃ面倒くさいと思いますよ。そして結局、使わなくなると思いますよ。(お手伝いさんがいるとかなら別ですけどね。)

ちなみに、玄関入り口の手洗い場にかかった金額は以下の通りです。

参考価格は104,000円で正味価格が65,520円です。(施工費除く)

住宅全体の価格を考えるとこの程度ならつけておけばいいかな、とか思いがちですが、冷静に考えれば使う機会のない設備にかけるべき価格ではないですね。

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まとめ

注文住宅の間取りを検討するときはSNSなどで情報収集することはとても重要です。

しかし、その情報が本当に自分のライフスタイルに適合するものなのかを冷静に考えましょう。

間取りを検討しているときはテンションが上がっているので、どうしても自分の都合のいいように解釈をしてしまいがちですが、「はたしてコレは本当に必要か?」という目線は常に持っておきましょう。

最後に、声を大にして言います、「今、流行りの玄関入り口の手洗い場は、使いません!」

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ブログ管理人

1983年生まれ。普通の家庭でも真似できる資産形成方法や我が家の資産5000万円を目指す進捗状況等を配信します。
世間的に大多数であると思われる普通家庭だからこそ参考になること、反面教師になることをアウトプットできればと考えています。
経歴 社畜仕事人間→転職→社内ニート→鬱→部署変更→最高の職場(現在)。平凡ながらも割と社会の一握りしか経験できない社内ニートからの鬱なども経験しており、それらの経験談や解決過程なども公開していきます。

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