我が家は夫(40代)、妻(30代)、子供(小学生)の平凡な一般家庭です。
そんな平凡な我が家は資産5,000万円を目標にして日々、投資やポイ活や節約を頑張っています。
今回の記事では、我が家が実践し、資産形成にも役立っている二つの節約術を紹介します。
記事で紹介している方法をマネすることができれば年間で約14万円の節約ができますが、やっていることは鬼のように過酷なことなので、おそらく、ほとんどの家庭ではマネすることは難しいのではないかと思います。(私にとってはそれが日常になっているので私自身は過酷とは全く思っていません。)
おそらく、ほとんどの家庭ではマネできないと思いますが、節約について考えるひとつのきっかけになれれば幸いです。
大前提 節約のためにやっているわけではなく、結果的に節約になっている
まず、大前提のことをお伝えしておくと、今から説明する節約術は、我が家では節約を主目的にやっているわけではありません。
主目的は他にあって、やっていることが結果的に年間約14万円の節約になっているという話になります。
やっていることは鬼のように厳しい内容で悟りを開いていないとこなせないような仙人レベルのことなので、おそらく節約を主目的にしてやろうとすると絶対に挫折すると思います。
では、この大前提を頭に入れたうえで、さっそく我が家の鬼のような二つの節約術を説明していきます。
鬼の節約術① 美容室に行かない(夫のみ)
まず一つめの節約術は
「美容室に行かない(夫のみ)」です。
美容室のヘアカットの料金が3,500円位で2ヶ月に1回通っていたので、これにより、年間約2万円の節約になります。
私はかれこれ5年程美容室に行っていません。
「えっ、こいつマジで仙人なのか?」
「もしかしてこんな見た目してるのか?」↓
って感じですよね。(笑)
そこは心配無用。
私はかれこれ5年程、髪の毛は妻に切ってもらっています。
妻は美容師の経験はありませんが、結構上手に切ってくれます。
仕上がりはこんな感じです。↓
そりゃ、プロのカットに比べれば雑だとは思いますが、私としては大満足です。
大前提として節約が主目的ではないと言いましたが、
じゃあ、なぜ、美容室に行きたくないのかといいますと、
それは「私が美容師さんと話したくないから!」です。
メッチャ、子供のようなこと言ってますよね。(笑)
それは百も承知です。
私は昔からコミュ障タイプなので、あの美容室の美容師さんとマンツーマンで終始、中身のない会話をしなければいけない空間が超苦手なんですよ。同じ理由でマッサージ屋さんとかも苦手です。
そのことを妻に話した所、妻が「私が切ってあげようか?それくらいの感じなら多分私でもできるよ」といってくれたので、それ以来、ヘアカットは妻にお願いするようになりました。
妻は割と手先が器用な方で、回を重ねることにどんどん上達していきました。
先行投資としてヘアカット用のハサミセットとバリカンは購入しましたが、美容室代3,500円/1回と考えれば、すぐに元は取れます。
この、一つめの節約術「美容室に行かない」はまだ、他の家庭でもマネしようと思えばマネできるとは思います。
問題は次です。
次はマジで仙人レベルの鬼の節約術になります。
鬼の節約術② 仕事の日は昼食を食べない(夫のみ)
2つめの節約術は、
「仕事の日は昼食を食べない(夫のみ)」です。
これにより、サラリーマンのランチ代を安く見積もって500円/1日と考えても、年間で約12万円の節約になります。
(1ヶ月あたりの出勤日数20日 × ランチ代500円 × 12ヶ月 = 12万円)
私が仕事の日の昼食を食べなくなった理由は節約ではなく、単純にダイエットのためです。
さらに深堀すると「中年になっても好きな洋服を着こなしたいから」です。
ダイエットを始めたきっかけですが、
私はもともとやせ型体型で10代の頃はもちろん、20代、30代とカロリーなどは気にせずに食事をしてきました。
30代前半まではそれでも問題なかったのですが、35歳頃から摂取したカロリーがしっかりお腹に反映されるようになってきました。
正直、私はもともとやせ型だったので中年太りは無縁かなぁと思っていたのですが、中年の代謝能力の低下を甘く見ていました。
たるみきって重力の影響をもろに受けて垂れ下がっている下っ腹を見て私はダイエットを決意しました。
令和3年の体重が63.9kgの時が私の人生で絶頂に醜い身体をしていた時です。
恥ずかしいですが、その時の私のお腹を晒します↓
基本的にはやせているんだけど、下っ腹だけがポッコリ出ている。典型的な中年体型のビール腹です。
なんていうか、見た目もさることながら、太ると分かっているのに欲に負けて食べて、そして太る、というその一連の流れの精神性が人間として醜かったなと感じます。
そして、痩せた後のお腹がコレです。↓
私はファッションも趣味のひとつでして、太って今まで着ていた洋服が似合いにくくなってきて「自分の好きな洋服をかっこよく着こなすための体型を維持することは私の中では食よりも優先順位が高い」ということに気付きました。
ファッションが趣味といっても着ている洋服はほぼプチプラブランドなんですけどね。
でも、逆に言うとプチプラファッションだからこそ高級素材などでの誤魔化しがきかない分、シンプルな物を綺麗に着こなすための体型が最も重要になってくるのです。
ユニクロの店頭に並んでいるマネキンが着ている服ってすごくかっこよく見えますよね?
あれって結局、マネキンの体型がメッチャ良いからなんですよね。
私はファッションにおいてはワイドパンツのタックインスタイルが好きで、ウエストが細いと、ももから下のパンツのワイドさがより強調されてメリハリのついたシルエットになるので好きなんですよね。
現在のファッションのトレンドはワイドシルエットであり、比較的体型を問わないシルエットではあるんですが、その分、ほかの皆がメリハリのないブカブカシルエットな中で、自分だけが細い部分は細く、太い部分は徹底的に太く、というメリハリを出せることによって他人との差別化につながります。
ファッションってこういう細かい部分の差別化が肝だと思います。
そういう細かい差別化が「なんかあの人オシャレだな」っていう評価につながると私は考えています。
差別化と言っても他の人より服を派手にすればいいわけではありません。そんなことをしても「あの人、年取ってるくせにやけに奇抜だな」というマイナス評価になるだけです。
中年にとってのオシャレは体型を整えてトレンドの服を綺麗に着こなす、コレにつきると思います。
そして、この健康診断の結果を見れば分かりますが、63.9kgあった体重を10kg落として、今では55kg以下をキープしています。
身長177cmで体重55kg以下というのは私が高校生の時と全く同じ体型です。
40代で高校生の時と同じ体型を維持するには仙人のように悟りを開くレベルじゃないと無理ですね。
そして、仙人のように悟りを開いて分かったダイエットの必勝方法は、
「食べなきゃ痩せる」です。
当たり前のことなんですがね。
そして、なぜ仕事の日の昼食を食べないことにしたかについてですが、
ダイエットをするにあたって、朝昼晩のいずれかの食事をとらないようにしようと思い、私の中での朝昼晩の食事の優先順位を考えてみました。
食事の優先順位というのは栄養の効率とかの面ではなく、人生観的な優先順位です。
朝食と夕食、特に夕食に関しては家族で食べる食事で、ただ単に栄養を取るだけでなく家族団らんの要素もあります。
仕事の休憩中の昼食は職場でお腹が空いたから食べるだけの食事です。
そうやって考えれば、必然的に仕事の時の昼食は優先順位が低いため食べる必要がない、という考えになりました。
昼を食べないって言うことはその分、朝にガッツリ食べてるんじゃない?と思われそうですが、そんなことはありません。
朝はコーヒーと少しのフルーツグラノーラを食べるだけです。
むしろ朝も食べない日もあります。
私の中では食事は夜の家族団らんタイムのために徹底的に照準を絞っている感じです。
ちなみに、よく職場の人から「お腹減らないの?」と聞かれますが、
これに関しては悟りを開いているレベルなので、もはやお腹がすくとかのレベルじゃないんですよ。
お腹は当然すいているんです。そりゃ食べてないんで。でも、もはや、お腹がすいている状態がデフォルト状態なのでそこに違和感は別にないんですよね。
これは本当に強がっているわけでもなんでもなくて、本当に悟りを開くとその領域まで行けるんですよ。(笑)
あと、職場の人に良く言われるのは「好きな物食べないのは人生損してる」っていう教科書通りの冷やかしワードですね。
これに関してはもう価値観の違いでしかないですよね。
自分が人生において何の優先順位が高いか?の問題です。
私にとっては好きな物を食べてブクブク太って、そのせいで好きな洋服をかっこよく着られなくて、ファッションの持つ高揚感を得られないことの方がよっぽど人生においての損なのです。
いや、そりゃ、食を後回しにするのは少数派だということは分かっていますよ。
ただ、それに関して他人にとやかく言われるべきことではないよね、という話ですね。
他人がとやかく言うべきではない、と言いながら、ちょっと苦言を呈しますが、
私、正直、TV番組のおも〇まい店とか見てていつも思うんですが、
外食をする時、特に男性って割と当たり前のようにご飯を大盛にしますよね。
あれってすごく短絡的な考えで、もうちょっと冷静になった方が良いと思うんですよね。
いや、学生とかならいいですよ、でも、30代とか40代とかになってそんなに食べる必要在りますかね?
もういい大人なんですから、量を食べなくても、普通の量を味わって食べれば満足感得られませんかね?
もし、お腹がいっぱいにならなくても、その分、他のおやつを楽しむ余力ができた、とかのように発想を転換できないですかね?
おっと、…、話がかなりそれてしましましたね。
話を戻して、
私は、仕事の日の昼食を食べないのは節約のためではなく、食以上に優先順位の高いファッションを楽しむためです。
そしてそのファッションという趣味を楽しむためのダイエットをすることによって結果的に年間12万円の節約につながっています。
資産形成界隈ではスタバなどでコーヒーを飲む「ラテマネーが無駄」というのが定着ていますが、私としては低レベルな話だなと思ってます。(笑)
なにそんなことでドヤッてるんだ、こちとらランチマネーすら払ってないよ!ってね。(笑)
むしろ、仕事の休憩中にガツガツ昼食を食べるくらいなら、家族で休日にスタバでゆっくりコーヒー飲んだ方が絶対に幸せだと私は思います。
まとめ
ということで、我が家が年間約14万円の節約をしている方法は、美容室に行かないことと、仕事の日の昼食を食べないことです。
あくまでも節約が主目的ではなく、人生の優先順位を考えて行動した結果が節約につながっています。
節約に関しても、人生の幸福感を高めることに関しても、重要なことは自分の人生のタスクの中での優先順位を明確にすることだと思います。
時間は有限ですので、できる限り自分の人生の幸福感を高めることに時間を費やしていきたいと思います。
それが節約につながれば最高ですね。