どうも、平凡家庭の最強の凡夫です。
我が家は平成31年2月に注文住宅を建てました。
数年間を過ごす中で「ここはこうすれば良かったな」とか「これにして正解だった!」という点が分かってきましたので、ブログにて紹介しようと思います。
これから注文住宅を建てることを考えている人の参考になれば幸いです。
今回は我が家の注文住宅の失敗例を紹介いたします。
ちなみに我が家は地元の工務店にて注文住宅を建てました。
大前提としてお伝えしておくのは注文住宅は建てて大正解でした。
資産形成界隈では賃貸派VS持ち家派の論争が永遠のテーマのようになっていますが、私的には住みやすさで言えば、特に子供がいる家庭は賃貸かどうかはさておき、形態としては戸建て一択だと思っています。
さらに言えば、いろいろとカスタマイズもできたりもするので戸建ての持ち家が私的には一番幸せです。
我が家も子供が2歳の頃まではアパート暮らしでしたが、戸建てで生活するのが当たり前になった今、アパート生活には絶対に戻れません。
資産形成界隈では割と賃貸派の声が大きいですので、将来的な住まいを考える中で持ち家や戸建てにネガティブな印象を持っている人も少なくはないと思いますが、この問題に関してはお金の問題だけではなく、どうするのが家庭として一番幸せになれるのかをよ~く考えた方が良いと思います。
我が家の施工平面図
1階のリビングは傾斜天井で、いわゆる吹き抜けになっています。
失敗例 照明の選択【ダウンライトよりもシーリングライトを採用すべきだった】
我が家は照明にダウンライトを多くの場所で採用しました。
そもそもダウンライトとは
こんな感じの天井に埋め込み式になっている照明です。
ダウンライトは店舗や病院の廊下なんかでよく使われていますが、最近ではスタイリッシュで空間を広く見せることもできることから住宅でも採用されることが多くなっているようです。
我が家も工務店の設計担当の人から「ダウンライトだとスッキリした空間になる」という提案を受けて多くの場所でダウンライトを採用しました。
ちょっと細かくて分かりずらいですが、電気図も載せておきます。
1階、2階ともに多くの場所でダウンライトを使っています。
寝室もこんな感じでダウンライトですし、
廊下にもこんな感じで随所にダウンライトを採用しています。
しかし、今になってダウンライトではなく、
こんな感じのシーリングライトや、
こんな感じのブラケットライトにしておけばよかったなと後悔しています。
もちろん、ダウンライトはシンプルでスタイリッシュだし、空間が広くなるのでその点においては良いんです。
では、なぜダウンライトを採用したことを公開しているのか理由をお話します。
ダウンライトのデメリット
これは我が家で採用しているダウンライトの説明書です。
そして最近、ふと、「あれ、ダウンライトって電球が切れたらどうやって交換するんだろう?」と思って説明書を読んでいると「エッ!マジっすか?」と言いたくなるような事が書いてありました。
その内容というのはこちら、
なんと! LED電球の交換はできない! とのこと。
これは「マジっすか案件」ですわ。
LED寿命は50,000時間で器具の寿命は8~10年ということなので、そうそう取り換えることは無いのですが、
もし、取り換えるとなるとどうやら業者に頼んで電気工事の資格を持っている人にやってもらわなければいけないっぽいんですよね。
そうそう取り換えることは無いと言っても、自分の好きなようにカスタマイズできないうことが私にとっては大きな誤算でした。
特に、家をスマートホーム化しようと考えている場合はこの「自分の好きなようにカスタマイズできない」というのは大きな足かせになります。
照明をスマート化させるというのは、照明にスマート電球を取り付けてアプリで操作したり、Amazon Alexa等のスマートスピーカを介して操作できるようにするものです。
しかし、ダウンライトの場合は電球をスマート電球に交換できません。
その場合はどうやってスマート化するかと言いますと、
指ロボットをスイッチに設置して、指ロボットにスイッチを押してもらうのです。
でも、そのパターンだとスマートホームと言いながらちょっとスマート感が薄れてしまうんですよね。
スイッチに指ロボットを設置した感じはこんな感じです。
なんかいかにも「後でつけました感」がしてちょっとスマートさに欠けますよね。
生粋のガジェットフリークであればむしろこの「付けました感」が逆に良いのかもしれませんがね。
指ロボット自体はすごく良い商品なんですがね。
できれば、これを使わずともスマート化できれば一番良いですよね。
ちなみに、我が家で使っている指ロボットはSwitchBot社の指ロボットです。
SwitcBotはスマートホームの商品を数多く取り扱っており家をスマートホーム化するためのアイテムを買うには特におススメのメーカーです。
我が家もスマートホーム系の商品は数多く利用していますが、その中のでも9割程がSwictcBot社の商品です。
話を戻して、照明を指ロボットでスマート化するのも良いのですが、やはり電球そのものをスマート電球に替えた方が見た目的にも機能的にもスマートに仕上がります。
それでは、電球をスマート電球にしてスマート化しているパターンと、電球は通常で指ロボットでスイッチを押す形でスマート化しているパターンの両方をAmazon Alexaのスマートスピーカーを介して操作した際の反応を比較してみましょう。
まずは、電球自体をスマート電球にしているパターンを見てみましょう。
「Alexa、○○つけて」の指示にAlexaが反応してすぐに電球が点灯します。
次に、電球は通常で、指ロボットでスイッチを押すパターンを見てみましょう。
「Alexa、○○つけて」の指示にAlexaが反応して、更にAlexaから指ロボットにスイッチを押す指示を出し、そして指ロボットの操作によって電球が点灯します。
ですので、どうしても電球自体をスマート電球にしているパターンよりもワンテンポ遅れるんですよね。
では、Alexaからスイッチを押すように指示を出された瞬間の指ロボットの様子を見てみましょう。
Alexaからの支持を認識してからスイッチを押しきるまでに3~5秒ほどかかります。
反応速度はその時によって差はありますが、この動画の時は5秒ほどかかってますね。
指部分が動き出してスイッチを押しきるまでに1秒ほどかかりますからね~。
やっぱり電球自体をスマート電球に替えた方がスマートで良いですね。
後は、スマート電球に交換できない場合、Alexaの定型アクションの幅が広がらないんですよ。
我が家では電球をスマート電球に替えてある場所はSwitchBotの人感センサーを介してAlexaの定型アクションを設定し、人が部屋に入ったら電気が自動で点灯・消灯するように運用しています。
こちらが人の動きを感知するSwitchBotの人感センサーです。
Alexaでは定型アクションという機能があり、上記のようにある条件を満たした時に特定のアクションをするようにプログラムすることができます。
ですので、人感センサーが人を検知したら照明をON、人を1分間検知しなかったら照明をOFF、というように定型アクションを設定すれば自分でスイッチを押さなくても、Alexaに声で指示を出さなくても勝手に証明がついて、消えるという最高にスマートな状態を作れます。
しかし、我が家のダウンライトのようにSwitchBotの指ロボットで運用している場合は定型アクションでは「指ロボットがスイッチを押す」というアクションの指示しか出せないのでどうしてもうまくいかないんですよね。
照明がONの状態で電気をつけておきたいという状態でも、人感センサーが反応してまた指ロボットが動いて照明がOFFになってしまったりします。
電球自体をスマート電球にすればAlexaからは直接的に証明をON、もしくはOFFという指示が出ますので、そういった心配はありません。
まとめ
ということで、家のスマートホーム化を考えている場合であればダウンライトはおススメできません。
自分で好きな電球に交換できるシーリングライトやブラケットライトを選べばこの問題は解決できます。
しかし、家のスマートホーム化に興味が無い人や自分で家を色々いじるつもりが無いという人であればダウンライトは選択肢としてありだと思います。ダウンライトはスタイリッシュな空間になるのは間違いないですからね。
ちなみにダウンライトでも、赤外線のリモコンで操作できる物であればSwitchBotのハブミニというスマートリモコンを介して、電球自体をスマート電球にした場合と同等の運用ができます。
ハブミニはテレビやエアコンなどの赤外線リモコンを学習してSwitchBotのアプリやAmazon Alexaで操作できるようにする機能があります。
ハブミニに関してはまた別記事で詳しく紹介しようと思いますので楽しみにしていただければと思います。
ちなみに我が家はハブミニを8個とハブ2(ツー)を1個、運用しています。(金かけすぎ)
注文住宅は間取りだけではなく照明などの小物ひとつひとつも、将来的なカスタマイズの事も考えて設計できれば最高ですね。
その最高の設計をするために私のブログ記事が少しでも役に立つことができれば幸いです。
今後も、我が家の注文住宅の反省点の記事をどんどんあげていきますので、楽しみにしていただければと思います。
最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。
では、また。