どうも、平凡家庭のドン小西こと最強の凡夫です。
我が家は純資産5,000万円を目指して日々、節約を心がけて生活しているわけですが、我々、夫婦はそろってファッションが趣味なんです。
ファッションの趣味と言えば、節約家や資産形成を志す者にとっては「貧乏人は見栄にお金を使う」という合言葉のもと、戸建ての持ち家や自家用車と並んで決まってやり玉に挙げられるカテゴリーですよね。
まぁ、確かにファッションに拘らない方が確実にお金は貯まります。
しかし、好きな物は好きで仕方ありません。それを抑え込んでお金を貯める事だけに生活を全振りしても、それは自分たちにとって幸せな生き方ではありません。
好きな物は仕方ないと言っても、そこはやはり自分の身の丈に合う範囲、というのは絶対に死守しなければいけません。
そんな節約と浪費の狭間で生きる我が家が洋服を買う時に気をつけている事があります。
洋服を買いに行くときは目的を明確化する
よく、セレクトショップ等で買物をしていると店員さんに「今日は何をお探しですか?」って声をかけられますよね。
私は昔は洋服を買いに行く時は「今持っている○○に合わせる○○が欲しい」というような明確な目的を持っていなく、「とりあえず、新し服が欲しい」という感覚で買物に臨んでいました。
なので、店員さんに「今日は何をお探しですが?」と聞かれても、「何をお探しも何も、気に入った服があれば欲しいってだけだよ!」って感じで思っていました。
しかし、その考えって無駄な買い物をしてしまう一番の原因なんですよね。
「今日は今持っている○○に合わせるズボンを買おう」という目的が明確になっていれば、今足りないズボンを買うという問題を解決する行動になるわけですが、
「とりあえず、買い物に行ってカッコイイ服があったら買おう」という考えだと、それは問題を解決するというよりも、とりあえず浪費することが先行の考え方になっています。
目的を明確化するにはある程度のコーディネートのイロハを学ぶ必要がある
しかし、その目的を明確化するにはある程度の洋服のコーディネートのイロハが分かっていないとできません。
私が目的無しに買い物に行っていた時の事を考えても、目的を持っていなかった理由は結局、何を買えば良いのか分かっていなかったんですよね。ファッションは好きだけど基本的な知識は無いから、とりあえず、それぞれの洋服を単体で見てカッコイイかどうかを判断するしかないから、店頭で見て何を買うか判断するしかないんですよね。
私の場合はファッションユーチューバーのMBさんの動画でイロハを学びました。MBさんと言えばファッションユーチューバーの中でも大御所で、何かと批判の的になることもしばしばあります。感覚としては資産形成・自己啓発系のユーチューバーのリベ大の両学長のような感じですね。
たしかに、MBさんの動画はおそらく忖度が働いているであろう内容が多いのは確かですが、この人が提唱するコーディネートの理論、「オシャレはドレスとカジュアルのバランスを7:3で揃える」というのはとても分かりやすく、これを理解して実践するだけで簡単にオシャレのベースは上がります。本当に分かりやすい理論だと思います。
昔はファッション雑誌でカッコいいコーディネートを見ても感覚的にかっこいいな~と思うだけでしたが、MBさんの理論を理解した今は、なぜそれがかっこいいのかを言語化できるようになりました。
MBさんやリベ大は先頭を走っているだけに僻みや批判も多いですが、私的にはそういった人を批判するのはちょっと違うかなと思います。
彼らだってボランティアではないので、HIPHOP風に言えば多少セルアウトにはしる部分があるのは当然の事でしょう。
私的には発信される情報が嘘や詐欺でないのであれば、それは到底批判されるものでは無く、問題は情報を取捨選択する能力が無い受け手側の問題だと考えます。
話がかなりそれてしまいましたので、元に戻します。
このMBさんの理論を理解していれば、今自分が持っている服に対して必要なアイテムが明確に分かるようになりますので、買い物の目的が定まり、余計な物はそもそも目に留まらなくなります。
洋服のランクを分けて考える
買い物の目的が明確化されれば、後はその目的のカテゴリーの中でのアイテムの選定になるのですが、
ここで重要になるのは洋服をランクで分けて考えることです。
我が家は洋服を1軍、2軍、3軍、に分けて考えています。
それぞれの考え方は以下の通りです。
1軍:街に出かける時などここ一番のオシャレをする時に着る服。(最も自分のテンションが上がる服)
2軍:街に出かける時などに着るオシャレ着だが1軍ほどのトキメキは無くバリエーションの一つとして持っておきたい服。
3軍:最寄りのスーパーに買い物に行くとき等に着る服。いわゆるワンマイルウェア。楽だけど最低限のファッション性は担保したい。
それぞれのランクを私の持っている服で実例を示したいと思います。インナーとズボンと小物は全て同じアイテムでアウターのみ変えた3パターンのコーディネートで考えてみます。このインナーとズボンに合わせるアウターが買い物の目的である時の考え方になります。
1軍のアウター
色、身幅感、デザイン、丈の長さ、素材感、全てにおいてほぼ私の理想の形ですごくテンションが上がります。
私的にはロングコートの丈の長さはひざ下までしっかり長くて「オシャレしてます!」っていう主張が欲しい。
2軍のアウター
色はかなり好き、身幅感もかなり好き、素材感もかなり好き。
ただし、丈の長さがひざ上というのがちょっと気に入らない。
丈の長さ以外で見ても、1軍の方がデザインにエッジが効いていて1軍の方が好き。
でも、全体の服の完成度としては私好みで、バリエーションの一つとしては持っておきたいと思える服。
3軍のアウター
1軍、2軍と比べればファッション性で言えば劣るが、圧倒的に着心地が楽でちょっとそこまで行くには最適。
しかも、最低限のファッション性は担保できている。
MBさん流のドレスとカジュアルのバランス7:3を最も体現しているスタイルですね。
我が家の基本ルール 2軍の服は買わない
我が家の基本ルールは2軍の服は買わないという事です。
重要なのは買った洋服を着る頻度になるわけですが、結局、洋服って自分のお気に入りの服を1番たくさん着るかと言えばそうではなく、その人のライフスタイルによるんですよね。
好きな服 と よく着る服 は = ではないです。
私の考えでは週5日~6日仕事をしている一般的な会社員の人は2軍の服を着る機会が圧倒的に少ないと思います。
圧倒的に1番の高頻度で着るのは3軍の服だと思います。ですので1軍や2軍ほどときめかなかったとしても3軍の服は必須です。
そして、週1回か2回の休日の中の「今日はオシャレして出かけるぞ!」ていう時はわざわざ2軍の服を手に取らないですよね。
そうやって考えると必要な服は1軍と3軍のみという事になります。
2軍の服が必要になるのは、フリーランスで仕事している人や、会社員でも私服勤務の人とかですね。
そういう人はさすがに毎日同じ服を着ていくわけにはいきませんからね。
まとめ
明確なルールを決めていると言えども、いまだに買い物で失敗することはあります。
しかし、失敗の回数は格段に減りました。
投資もファッションも、ただ漠然とやるのではなく、自分の目的は何なのかを明確にする事が大事で、
それにより自分の動き方が定まっていきますね。
最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。
では、また。