数ある優待銘柄の中でも屈指の人気を誇るのが上新電機です。
上新電機の株主優待の内容に関しては下記の記事にて紹介しています。↓
とてもお得な優待券ですが、ジョーシンで買物をする予定がない場合は使い切れないまま有効期限が過ぎてしまうという残念な結果になってしまいます。
そんなときの選択肢として有効なのはメルカリなどのフリマアプリでの出品、販売です。
私はこれまで3回、メルカリでジョーシンの株主優待券を販売しました。
これにより私なりにメルカリにて上新電機の株主優待券をできる限り高値で30分以内に売切る効率的な方法が分かりましたので共有いたします。
あくまでも私個人の経験にもとづく考察ですので参考程度に見ていただけると幸いです。
結論
まずは結論から言いますと、
「できる限り早く出品する、そして、できる限り安く値付けする」ということです。
この結論を聞いて、
いや、高値で売る方法って言いながら何で安く値付けするんだよ!
そりゃ安くして早く売れるのは当たり前じゃん、高く売る方法を教えろよ!
って感じだと思います。
では、私が「できる限り早く出品する、そして、できる限り安く値付けする」べきだと考える理由を説明します。
安く値付けした方が結果的に高く売れる
私は過去に3回メルカリにてジョーシンの優待券を出品し販売しました。
我が家は夫婦と子供の3名義分の優待券がありますので、毎回3冊セットとして販売しています。
私も初めて出品したときは少しでも高く売ろうという欲を出して、他の出品者の状況をよ~く見て他の価格と同じ価格かもしくは100円~200円程高い価格で出品をしていました。
しかし、2回目、3回目に出品したときは、他の出品者の状況をサラッと見渡して、同じ3冊セットの中で一番安い価格よりも100円安い価格で出品しました。
販売結果は以下のとおりです。
1回目の欲を出して価格設定をしたときの最終的な販売価格が4,600円、
そして、2回目と3回目の際は、その時に出品されている3冊セットの最安値よりも100円安く値付けして、
2回目の販売価格は6,600円、3回目の販売価格は6,200円でした。
なんと、販売価格を熟考したときの方が結果的には安くなっている(損をしている)んです。
全く同じ金額の金券のセットなのに2千円程の価格差が生まれています。
では、どうしてこのような結果になるのかを解説いたします。
購入者にとっては高い方を買うメリットが無い
これは至極当たり前の話なんですが、
購入者にとっては同じ商品で高い方を買うメリットが一切無いんですよね。
洋服や電化製品などあれば同じ商品でも個体差が出る場合もありますが、紙のお買物券はどれを買ってもどう考えても価値は同じです。
そうなった場合、100人いれば100人が1円でも安い方を買いたいと思うでしょう。
高い方を選ぶ理由がありません。
ということでまず、早く売切るには「その時の一番安い価格で出品する」ことが必要です。
一番の最安値というのがポイントで、他の最安値と同価格であれば売れるかどうかは運でしかありません。
もし売れなければ無駄に時間が過ぎていくだけです。
そしてその時間の経過がとても大きな意味を持って来るのです。
できる限り早く出品しないと相場が崩れていく
次に重要なのは、「できる限り早く出品すること」です。
ジョーシンの株主優待券は毎年12月の上旬から中旬の間くらいに中間決算関係書類に同封して送付されます。
コレを受取ったら、できる限り早く出品をしましょう。
価格というのは必ず「需要と供給のバランス」によて決まります。
この場合では出品者(供給)に対して購入希望者(需要)の方が多ければ高値で売れます。
しかし、時間の経過とともに出品者(供給)が増えてこれば競争が生まれて価格は必ず下がります。
早く売らないと金券そのものの価値も低下する
そして、需要と供給のバランスの話だけではなく、早く売切ってしまわないと金券の価値そのものも低下してしまいます。
金券には「有効期限」があるからです。
同じ金額の金券でも有効期限が4ヶ月のものと3ヶ月のものでは価値は同じとは言えません。
最初の値付けの段階で下手に欲を出してライバルよりも若干高い価格で様子見をしても、売れるわけもなく、時間が経つにつれてライバルが増えることにより相場が崩れ、さらには有効期限が短くなることによって金券の価値そのものも低下してしまい、結果的には安く売らざるを得なくなるのです。
まとめ
ということで、できる限り早く出品し、ライバルが少ない状況の中での最安値で出品することが、できる限り高値で出来る限り早く売切るコツなのです。
私はこの戦略でここ2回は30分以内での販売に成功しています。
なかなか、その時の最安値を付けるというのは損をしているようで腰が引ける人もいるかもしれませんが、そこは、こんなところで時間をかけていても仕方ない、ということで割り切るメンタルを持ちましょう。
100円や200円のために思考力や時間を費やすのは無駄ですよ。
パッパッと売ってしまってお小遣いに変えてしまった方が賢明です。
「その時の最安値こそ、その時の販売可能な最高値」だと私は思っています。
突き詰めるならば、株主優待が家に届くのは12月の上旬から中旬ということが分かっているので、11月にメルカリの出品ページをある程度作って下書きに残しておいて、金券が届いたら写真だけUPしてすぐに出品する、という感じにすればベストですね。(私はそこまでしませんけどね。)