2024年も残りわずかになってきましたね。
我が家では余剰資金の一部を銀行の定期預金に入れていて、毎年11月から12月くらいになると翌年の分の定期預金をどの銀行のどのキャンペーンを利用しようか検討に入ります。
そんな中でヤマダネオバンクが「ヤマダ積立預金」の激熱なキャンペーンを打ち出してきたので共有いたします。
ヤマダネオバンクとは
そもそも、「ヤマダネオバンク」とはなんぞや?ということから説明しますと、
ネット銀行大手の住信SBIネット銀行がパートナー企業へ銀行機能を提供して新たな付加価値のあるサービスを提供しているのが「ネオバンク」という物になります。
ネオバンクの中にはVポイントと提携しているVネオバンクや第一生命と提携している第一生命ネオバンクなどがあります。
「ヤマダネオバンク」は家電量販店大手のヤマダ電機と提携しているネオバンクで、ヤマダデジタル会員専用の口座になります。
以下 画像出典 ヤマダネオバンク公式サイトより
住信SBIネット銀行の機能がベースになりますので、ネット銀行としての使いやすさは折り紙付きです。
ちなみに、私は下記のとおり、住信SBIネット銀行の本体の支店の他に、7つのネオバンクの口座を利用していますよ。
ヤマダ積立預金とは
つぎに、「ヤマダ積立預金」とはなんぞや?という部分を説明します。
ヤマダ積立預金はヤマダネオバンクが2024年11月から始めた新サービスです。
以下 画像出典 ヤマダネオバック公式サイトより
通常の定期預金とは違い、決まった期間で毎月自動で積立をしていく預金になります。
いちどにまとまったお金を準備する必要がないので無理なく貯蓄をすることができます。
積立できる金額と積立可能期間は以下のとおりです。
預けている金額に対しては円普通預金金利と同様の金利が適用されます。
満期特典が、なんと積立金額に対して5%のポイント還元というすごいサービスです。
ちなみに、進呈されるポイントはヤマダポイントになります。
ヤマダ積立預金リリース記念キャンペーンなら10%還元!
そして、今回、「ヤマダ積立預金リリース記念キャンペーン」という激熱なキャンペーンが開催されます。
キャンペーン特典は、なんと、積立金額に対して10%のポイント還元になります。(通常特典5%+キャンペーン特典5%の合計10%)
以下 画像出典 ヤマダネオバンク公式サイトより
キャンペーンの注意点を見ていきましょう。
キャンペーン参加に際してエントリーは必要ありません。
キャンペーン特典のポイントは最終振替月の翌月末頃です。
積立内容を途中で変更することはできませんので、期間中に資金が枯渇しない程度の金額を設定しましょう。
積立期間中は積立金を引き出せません。
どうしても積立が不可能になった場合には積立契約の中途解約をする必要がありますが、その場合はキャンペーン特典の対象外になります。
キャンペーン期間は2024年12月2日(月)~2025年1月31日(金)ですが、期間前の11月に申し込みした分に関してもキャンペーンの対象になるようです。
でも、私は心配なので12月2日以降に申し込みをする予定です。
「ヤマダ積立預金」以外の自動貯蓄は対象外になりますので、間違えないように申込しましょう。
「ヤマダ積立預金」は下記のようにヤマダネオバンクのトップ画面のメニューアイコンの中に表示されていますので、ここから申込みしましょう。
ひとつ注意点として、預金保険制度の対象についてですが、もし銀行が潰れたりしたときは1,000万円までは保証されますが、これはヤマダネオバンクの口座だけで1,000万円ではなく、住信SBIネット銀行本体のフルーツ支店(バナナ支店やメロン支店など)やその他ネオバンク(Vネオバンク、第一生命ネオバンクなど)の口座の預金残高を全て合算した額に対する1,000万円までが保証の対象なりますので、その点だけはお間違いのないように。
下記 画像出典 住信SBIネット銀行公式サイトより
まとめ
我が家では夫婦そろってヤマダネオバンクの口座を持っていますので、このキャンペーンに夫婦ともに積立額5万円×積立期間12ヶ月で参加する予定です。
夫婦合計で積立額が120万円ですので、満期まで積立を継続できればヤマダポイントが12万ポイントも貰えます!
間違いなく激熱案件です!!
通常このキャンペーンで12万ポイントを獲得するためには毎月5万円つみたてであれば2年間の資金拘束(積立)が必要になりますが、夫婦でそれぞれ参加すれば資金拘束が半分の1年間になります!
資金拘束期間が半分になって特典で貰えるポイント数が同じということは、これって考え方によっては特典ポイントの価値が上がっているとも考えられますよね。
やっぱり夫婦でポイ活に取り組める環境は強いです!
人によっては特典がヤマダポイントという部分がネックに感じるかもしれませんが、ヤマダ電機はPOSAカード(アマギフなどのデジタルギフト)も購入できますので個人的には普通に貰うと嬉しいポイントです。
店舗によってはPOSAカードの購入にポイントは使用できない場合もあるような情報もありますが、ヤマダ電機での家電購入などの普通の買い物に使えれば我が家としてはじゅうぶんです。
X(旧Twitter)を見ていると、「ヤマダネオバンクのキャンペーンに参加するくらいなら投資に回した方が良い!」という考えの人もいるようですが、それに関しては私も同意見で、本来であれば投資に回す予定だったお金をヤマダネオバンクのキャンペーンに回すべきではないと思います。
我が家の場合は投資は毎月夫婦ともにNISA口座でオルカンを5万円積立の毎月夫婦合計で10万円ということに方針を決めています。
ですので、それ以外の余剰資金をヤマダネオバンクのキャンペーンに回します。
余剰資金の置き場としては今回のヤマダネオバンクのキャンペーンは最適だと考えています。
最大のネックはいかにして120万円をかき集めるかですね。
120万円は我が家において通常だと全然余裕の金額なのですが、我が家は本年に車を新車で1台購入し、来年にも新車を1台購入することが決まってす。
ですので、なかなか現金の持ち合わせが無いんですよね。
でも、一度にまとまったお金を準備する定期預金と違って、積立予期であれば何とかなるかなと思っています。
(もし試算してみて夫婦で毎月5万円積立が無理そうであれば、夫のみのキャンペーン参加で5万円×2年にするかも…)
ヤマダネオバンクの口座を持っていない場合は当然このキャンペーンには参加できませんので、まずは早めに口座開設をしましょう。
下記の公式サイトより口座開設の申込みができます。↓
口座開設の注意点 ネオバンクは1ヶ月間に1回しか開設できません!
ちなみに、ネオバンクは1ヶ月間の内に1回しか口座開設の申込みができません。
ここ最近でいずれかのネオバンクの口座開設の申込みをしたことがある場合は、前回申し込みをした日から数えて31日目の午前0時にまた申し込みができるようになります。
詳しくは下記の記事にて解説しています。↓
追記 やっぱり11月の内に積立申し込みを済ませました。
正式なキャンペーン期間の12月2日以降に積立申込をする予定でしたが、X(旧Twitter)などを見ていると、ヤマダネオバンクのキャンペーンに関してお祭り騒ぎ的な感じになっていて、後出しで何かしらの制限がかかったりするようなイヤ~な雰囲気がただよっているので、すぐに申込をしてしまうことにしました。
経験則としては、お祭り騒ぎ的に超絶話題になっているポイ活案件はできる限りスピード感を持ってこなした方が得策です。
夫婦ともに5万円×12ヶ月で申し込みました。
11月の申込みですので、初回の引落は12月16日になります。
後はなんとか毎月5万円×夫婦分の毎月10万円を用意してヤマダネオバンクの口座にぶち込むだけです!
追記 2024年11月29日 20時時点の情報
追記 2024年11月29日、20時時点、
まさか、というか、案の定というか、下記のURLのヤマダネオバンクの積立預金キャンペーンのページがみられなくなっていました。
そして、ヤマダネオバンクのアプリを開くと、
「お知らせ」表示にて「アクセス集中により一時的にヤマダ積立預金を制限しています。」のメッセージが出ていました。
メニュー欄からもヤマダ積立のアイコンが消えていて申込できないようになっていました。
私のイヤ~な予感が的中しましたね!
キャンペーン自体が無くなってしまうのか、1人1口(上限5万円×12ヶ月の合計60万円)までのような制限が追加されるのか、今の時点ではまだはっきりとは分かりませんが、とりあえず、すでに申し込みを済ませてしまっていた人は好い判断をしましたね。
もし、キャンペーン自体が無くなっても積立預金の申込みを解約すればいいだけですからね。
ちなみに2024年11月29日の昼間の時点ではまだ申し込みができる状況でしたので、我が家は夫の方の口座を5万円×12ヶ月のパターンをもう1口追加で申込していました。
もし、ひとりで複数口の申込みができるのであれば夫婦の口座で分けるよりも夫の口座にまとめた方がポイントの出口戦略が立てやすいかと思ったからです。
もし、ひとり1口までの申込み制限がある場合は追加で申し込んだ分は解約して、当初の予定通りに夫婦で1口ずつで積立てます。
逆にひとりで複数口の申込みがOKなのであれば夫の方の2口分の申込みを生かしておいて、妻の方の1口分を解約します。
我が家の懐事情としては夫婦合計で2口(合計120万円)が限界だと考えています。
追記 2024年11月29日 21時時点
ヤマダネオバンクのトップページのメニューアイコンから消えていましたが、画面右上の「Ξ」アイコンをタップすると、
積立預金のメニューがありました。
どうやら、申込はできるようです。
ただし、同じ時間帯に妻の方の口座を確認しても、妻の方の画面には積立預金のメニューが表示されませんでした。
本来なら、「SBIハイブリッド預金」と「ロボアドバイザー」の間に「積立預金」のメニューが表示されているはずですが、妻の口座の画面には表示されていませんでした。
キャンペーン参加希望の人で、もし、「積立預金」のメニューが表示されている場合はとりあえず早めに申込を済ませておいた方が良いと思います。
追記 2024年11月30日 午前2時時点
2024年11月30日の午前2時頃に確認してみると、画面上部のお知らせの内容がちょっと変わっていました。
今までは「アクセス集中により一時的にヤマダ積立預金を制限しています。」という何を制限されているのか分からないちょっと抽象的な表現だったけど、今は「アクセス集中により一時的にヤマダ積立預金の新規お申込みを制限しています」という内容になっています。
そして、昨日まで「積立預金」のメニュー表示が消えていた妻の方のアプリの画面にも「積立預金」のメニューアイコンが復活していました。
「積立預金」のメニューアイコンをタップすると、すでに申込済みの契約は生きていますが、今まで申込済みの契約内容の下の方に表示されていた「+お申込み」のアイコンが消えていて新規申込はできなくなっていました。
とりあえず、現状の我が家の状況は、5万円×12ヶ月の契約を妻が1口、夫が2口、申込が済んでいます。
追記 2024年11月30日 17時時点
情報を追っていますが、今のところまだ進展はないようですね。
10%還元の積立預金キャンペーンのページは削除されたままですし、新規の積立の申し込みもできない状況です。
おそらく正式なキャンペーン開始予定だった2024年12月2日(月)には何かしらの進展があるのではないかと思います。
キャンペーン自体が消滅するのか、還元率が下がるのか、口数制限などが設けられるのか、どういう内容になるかは蓋を開けてみないと分かりませんが、
X(旧Twitter)などを見ていてひとつ、思うことは、もしキャンペーンが消滅せずに開催されるとしても、「このキャンペーンで全力で儲けてやろう!」とは考えない方が良いと思います。
10%還元といえども、貰える特典はヤマダポイントですし、いろんな人が鼻息を荒くして参加しているため、後出しでポイントは期間限定などの都合の悪い条件が追加される可能性もゼロではないと思います。
このキャンペーンは「全力で儲ける」のではなく、あくまでも「余剰資金の効率の良い置き場」くらいに考えた方が良いでしょう。
(ワンチャン、12月2日になっても何のアナウンスも無く、しれっとやり過ごされるという可能性もあるとは思います。)
追記 2024年12月2日 14時時点 やはり10%還元は消滅
当初、10%還元キャンペーンの開始が予定されていた、というか噂されていた2024年12月2日(月)になりましたが、ヤマダネオバンクからはまさかの、というか、やはりというか、何のアナウンスも無しのスルー状態です。
状況的に考えれば、おそらく10%還元のキャンペーンは無くなって、常設プログラムの5%のみが適用されることになるでしょう。
10%還元というのを一度目にしまったせいで5%となるとテンションが下がりますが、普通に考えればこれでもじゅうぶんすぎるほどにお得です。
余剰資金の置き場としては他の銀行の定期預金よりも断然効率が良いでしょう。
ちなみに、2024年12月2日の昼の12時35分にヤマダネオバンクよりキャンペーンに関してのメールが入っていまして、
その中に「ヤマダPay利用で最大10%還元キャンペーン」というのが2024年12月2日から開始するとのことでした。
これは積立預金キャンペーンとは関係ありませんので、間違えないようにしましょうね。
ちなみに、このメールの中にも積立預金キャンペーンのことは載っていませんでした。
本日(2024年12月2日)からスタートのキャンペーンの紹介メールにも積立預金キャンペーンのことが何も書いてないということは、これが今回の積立預金キャンペーンの騒動に対しての公式のアンサーなのでしょう。
「察しろ」ということです。
追記 2024年12月2日 20時時点 正式に中止が発表される
ついに、公式より正式に中止の発表がありました。
しかも、これ、5%還元の常設プログラムも中止ということですね。(10%還元の方はそもそも正式には発表されていませんでしたからね。)
すでに、申込をしていた人にはお詫びとして3,000ポイントが付与されるとのことです。(2024年12月末付与予定)
個人的には正直言って5%の常設プログラムまで消滅するとは思っていませんでした。
常設プログラムの方は開催が正式に公表されていたので、いろいろ後付けの条件が付きながらも開催されると思っていましたね、さすがに。
結果的には残念な結果になりましたが、公式からハッキリとした結論が出てスッキリはしました。
お疲れ様でした。
追記 2024年12月2日 21時頃にすでに積立預金を申込済みの契約者に向けた個別のお詫びメールが届きました。
夫婦共にメールが来たので、最低限として夫婦で3,000ポイントずつはいただけることになりました。
私たちはもともとヤマダネオバンクの口座を持っていて、このキャンペーンのために口座開設をしたわけではないので、結果的には資金拘束などの条件もなく、ただたんに夫婦で合計6,000ポイントもらえただけの、ラッキーといえばラッキーの結果でもありました。
お疲れ様でした。
ポイ活玄人の行動がちょっと安易すぎた
私は正直、今回、こんな結末が分かりきった行動をとっていたポイ活玄人の人たちに呆れました。
X(旧Twitter)などを見ていると保証上限の合計1,000万円分の積立預金の申込みをしたポイ活玄人がたくさんいました。
私的にはそういった人たちの行動はちょっと安易すぎないか?と思いました。
だって、普通に考えたらそんなことをたくさんの人がしたらどうなるかなんて容易に想像できますよね?
1,000万円の積立預金で100万ポイント還元ですよ。
そんなことが普通にまかり通ると本当に思っているんですかね?
それとも、まかり通らないと分かっていて最悪の場合キャンペーン自体が消滅するだろうと思ていながらもワンチャンまかり通ればラッキーくらいの程度で申し込んでいるんですかね?
正直言って、それって自分さえよければ良いというメッチャ迷惑な考えですよね。
そんなメチャクチャな思考な人のせいで本来享受できるはずだったお得を多くの人が逃すことになるかもしれないのです。
いつぞや話題になった、食べ放題プランのある焼肉屋さんで上タンを50人前食べて店から怒られた人みたいですよね。
いや、確かに本来はルールーを明確にしていない方が悪いんですよ。
でもね、そんなことをすればどうなるか、誰にどんな迷惑がかかるか、なんて容易に想像できることですよね。
「ルールには載っていないから」という浅はかな言い訳で明らかに常識を逸脱した行動をとるのは本当にみっともないです。
普通は他のお客さんの食べる分が無くなるまで、店の経営に大打撃を与えるまで上タンを食べつくさないですよ。
積立申込は複数口OKですという正式なルールがあるのであれば、どんどんやればよいと思いますが、今回のように口数制限のルール記載が無いのが、明らかに確認不足や不手際だと分かっていながら、そこに付け込んで常識はずれなことをするのは本当にみっともないです!
まぁ、そういう、私もキャンペーンが始まる前から先走って申し込みをしているのであまり偉そうには言えないんですけどね。
ただ、皆が常識の範囲内での申込内容にとどまっていればちょっとは方向性が変わっていたんじゃないかとは思っちゃいますよ。
そりゃ、一人で1,000万円を平気で申し込んでくる人が何人も出てきたらそうなるでしょ。