どうも、平凡家庭のちょいワルおやじこと最強の凡夫です。
まず大前提とし、この記事はファッションが趣味な人、ファッションに興味がある人に向けて書いています。
ファッションに興味が無い人には全く響かないかもしれません。
皆様、資産形成系や節約系の情報収集をする中でこの様なセリフを耳にしたことはありませんか?
「洋服などの見栄にお金を使うとお金持ちにはなれない」
「貧乏な人ほど見栄にお金を使う」
「服はユニクロで十分」
この様なセリフに関して、私は勿論、概ね同意です。
ただ、私の経験上、こういった情報を自分の生活に手放しで取り入れるのは良くないと考えています。
自分の人生を豊かにするための資産形成なのに、それが原因で自分の生活を彩る大切なものを失い人生が味気ないものになりかねません。
洋服にお金を使う=見栄を張るなのか? 結論
洋服にお金お使う=見栄を張るなのか?
私の結論は…
「人による」です。
では、私の考えを説明していきます。
私の経験談
私は学生時代からファッションが割と好きな方でした。
ファッション遍歴としましては
- 高校生時代 前半 ポールスミス等モード系の服をファッションのイロハが分からないながら着てみる。
- 高校時代 後半 ドラゴンアッシュの影響などで当時流行ったストリート系ファッションに方向転換。勿論ニューヨークヤンキースのキャップもかぶっていました。
- 大学生時代 当時流行っていたFCRB等の裏原系や古着系を好んで着る。
- 社会人時代 BEAMSやユナイテッドアローズ等のセレクトショップ系に方向転換。
- 現在 ユニクロ等のプチプラ中心にブランドに拘るよりもトレンドを取り入れていくスタイル。
こんな感じです。
ファッションが趣味なんて言ったら資産形成界隈や節約界隈からは村八分の四面楚歌状態になりそうですね。例えるなら90年代後半~2000年代前半のジャパニーズヒップホップ界隈でリップスライムやキックザカンクルーが好き!と発言するようなものですね。(笑)
ファッションが趣味と言ってもハイブランドの服を買うようなガチガチのファッション通ではありません。一般的な服好きレベルです。
私が投資を始めた当初は、会社で社内ニート状態が原因で鬱手前になっており、1日でも早くお金をためて仕事を辞めたいという思考になっていました。
そんな超ネガティブ思考時代の私はインフルエンサーのYouTubeやブログでの決まり文句のように繰り出される「洋服などの見栄にお金に使っていてはお金持ちになれない」「貧乏人ほど見栄にお金を使う」「服はユニクロで十分」というセリフにすぐに影響され、一切洋服を買わなくなりました。
インフルエンサーの人達は清潔感を損なわない身なりをできれば良いという意味合いで言っている言葉なのですが、当時の私は早くお金を貯めたい一心で、もはや清潔感の維持さえできていなかったように思えます。
近所のスーパーに行くときにはパジャマ同然のような部屋着を着ていました。いくら近所のスーパーでもさすがにダメですよね。今その恰好でスーパーに行けと言われたら完全に罰ゲームです(笑)
私が会社で部署変更になり社内ニートの悩みから解放され、ストレスが無く生活できるようになって、ある日何気なくYouTubeを見ていました。
当時はファッションに興味が無くなっていたのでファッション系動画を見たことが無かったのですが、何故か何とな~くファッション動画を見たんです。
そして今はユニクロでも有名デザイナーやブランドとのコラボラインが定期的に発売されており、ユニクロでもある程度のオシャレが出来るという事を始めて知ります。
さっそくユニクロ店舗に買い物に行った私はユニクロの服の想像以上クオリティを目の当たりにしファッションに対する情熱が完全に目覚めました。
やっぱり好きなものは好きだ。それを無くすと人生はつまらなくなる。
そんな簡単なことに気づいたのです。
それ以降私はユニクロ等のプチプラファッションを中心にファッションライフを楽しんでいます。
そもそも服好き人間にとって服は見栄のための道具として考えていない
これは服好きの人じゃないと理解はできないと思いますが、
服好きの人、ファッションが好きな人って服を見栄のためとは1mmも思ってないんですよね。
じゃあ、服好きにとっての服って何なの? というと、その答えは…
【自分を表現して、自分のテンションを上げる物】 なのです。
でも、これって服に限らずその他多くの趣味にも共通しますよね。
ほとんどの趣味って結局人生において意味のないものだと思うんですよね。
「魚釣り」の趣味によって釣った魚が夕飯のおかずになり節約につながる、という人生において具体的に役に立つパターンもありますが、ほとんどの趣味は人生において直接の意味は無く、趣味の持つ意味合いはあくまでも、自分のテンションを上げ、自分の人生に彩を与えることにより人生を豊かにするもの!という抽象的なものだと思うのです。
なので、いかなる趣味も他人から見れば意味のないように見えても、自分の人生の豊かさを保つために必要なものであり、他人から批判されるべきものではありません。
問題は自分の身の丈に合っているか
趣味は自分の生活に彩を与える物なので何をしても良いか?というとそうではないですよね。
その趣味をすることにより経済的に苦しくなり人生そのものの豊かさを損ねるのであれば、それは改める必要があります。
要は【その趣味が自分の身の丈に合っているか?】ですね。
いくらファッションが好きでも普通程度の収入の人が服一着で5万円も10万円もする服を買うというのであれば、それは考え直す必要があります。
自分の人生に彩を与えるための趣味が結果的に自分の人生の豊かさを損なう原因になってしまいます。
逆に言えば自分の身の丈に合っている趣味を無理やり辞めることは味気ないだけの人生になっていまい、資産形成をするためだけの人生のようになってしまいます。
資産形成をすること自体が趣味でそれにより喜びを感じるというのであれば、それもまた良しですがね。
まとめ
「洋服にお金を使う=見栄を張る」
というセリフは私の解釈としては
「身の丈に合っていない洋服にお金を使う=見栄を張る」
だと思います。
これは服に限らず色々な趣味に置き換えられると思います。
その趣味にお金を使うことにより自分や家族に著しく迷惑を被っているのであれば考え直しましょう。
趣味は維持するがグレードを下げるとか、趣味の活動の頻度を減らす、複数ある趣味の中で優先度の低いものは引退する等、対策はできるはずです。
自分の今の生活の豊かさと、未来の人生の豊かさのバランスを考えていきましょう。
ちなみに、我が家は洋服を買う時は一定のルールを設けています。詳しくは下記の記事をご覧くださいませ。
おまけ 「服はユニクロで十分」について
「服はユニクロで十分である」というセリフは資産形成系や節約系の情報を収集していればよく目にすると思いますが、ファッションが好きな人はあまりこのセリフに影響されるべきではないし、される必要はないと思います。
なぜなら、このセリフを言う人は多分ほぼ100%ファッションに興味が無い人だからです。
ちなみにこのセリフの「ユニクロで十分」というのは「清潔感を損なわない程度の身なりをするためには十分」という事です。
そもそも、ファッション性を考慮したセリフではありません。
例えばグルメが趣味の人に、グルメに興味が無い人が「外食は吉野家で十分」と言ってもそれは何の意味もない言葉ですよね。グルメに対するベクトルが全く違うからです。
私が「服はユニクロで十分」というセリフにモヤモヤする理由を更に無駄に深堀しますと、
そもそも「○○で十分」というのはその分野の多くの事を経験した人が使うべき言葉だと思うんですよね。
ファッションに関して言えば、グッチ、マルジェラ、シュプリーム、ノースフェース、グローバルワーク、しまむら、ヨーカドーの衣料品売場の服等、様々な洋服を着たことがある人が「ユニクロで十分」と言うのであれば、「いろいろ経験した中で出た答えだな、ブランド物である必要は無いが、しまむらやスーパーの衣料品売場の服では清潔感を担保できないんだな、それでユニクロが最適解なのだな」というふうに納得感があります。
しかし、およそユニクロやライトオンくらいしか着たことが無いであろう人が「ユニクロで十分」と言っても「それはあなたが他を知らないだけじゃないの?」という私の捻くれ精神が目覚めてしまいます。(笑)
なので、「ファッションの事が分からない私達にはユニクロが身の丈に合っている」であればまだ納得できるのですが、「服はユニクロで十分」と言われると、ちょっとムッとしてしまします。(笑)
私は正直、現在はグルメに興味は無いので外食は吉野家で十分です。吉野家でおなか一杯になりますし、普通においしいと思います。だからと言って、いくら節約になるとしてもグルメ通の人に「外食は吉野家で十分」とは絶対に言いませんよね。(笑)そもそも、評価するほど外食店を知りませんし、単純に失礼な発言ですよね。人の趣味を冒涜することになりかねません。
まぁ、ファッションが趣味の人の好きな服を着るとテンションが上がるという感情は、数ある趣味によるテンションが上がる感情の中でも他人からは理解しにくい感情だとは思います。
グルメであれば、自分が趣味じゃなくても、グルメが趣味の人は美味しいものを食べることでテンションが上がるんだなって想像しやすいですよね。
サッカー観戦であれば、自分が趣味じゃなくても、サッカーが趣味の人は好きなチームを応援したり勝ったりすることでテンションが上がるんだなって想像しやすいですよね。
ファッションの場合は趣味じゃない人からしたら服着るだけで何が楽しいの?って感じですからね。
ただの服ですからね。服に興味のないKinKi Kids 堂本光一さんの「Tシャツで1万円超え?!布だぜ!」発言は有名かつ痛快ですね(笑)
ちなみに現在の私はと言いますと、持っている服の8割程はユニクロです。昔では考えられないほどユニクロのファッション性は上がっており、ちゃんと選べばセレクトショップ顔負けのアイテムが低価格で手に入ります。(ちゃんと選ばなければ、やっぱり普通にダサいです(笑))
でもやっぱりファッション好きが最も拘るであろう冬物のアウターはユニクロでは私はテンションが上がりません。むしろ冬物アウターがユニクロだとテンションが下がってしまいます。(笑)
なので、冬物アウターはユニクロよりもエッジの効いたブランドの服を買うようにしています。
よくファッション誌などの洋服の説明で「○○が今の気分!」みたいのがありますよね。
ファッションに興味がない人からすると「気分って何だよ?(笑)」って感じだと思いますが、気分とは、それを着てテンションが上がるという事ですね。
服としてのクオリティは高くても全然気分じゃない服も当然あります。
昨年はものすごく気分が上がった服でも今年は全然気分じゃないなんてこともざらにあります。
「良い服」と「気分の服」は全く別物なんですよね。
その「気分」こそが自分の人生を彩る重要なものなのです。
オシャレ=ブランド物を身に着ける ではないという事です。
もちろんブランド物でオシャレなものも多数あります。
投資に理論があるようにオシャレにも理論があり、
その理論をすっ飛ばしてブランド物を買いあさっても全くオシャレにはなりません。
まぁ、その理論を理解していなかった自分の学生時代のファッションは完全に黒歴史ですがね。(笑)
とりあえず、確実に言えることは、
一番ダサいのは、服は清潔感無しだけど財布はルイ・ヴィトンみたいな【身の丈にあってない人がとりあえずブランド物だからという理由だけで身に着けているブランド物ですね】
おまけ その2 私にとってのオシャレの定義は
さらに話が大きくそれますが、私が近年になって見えてきた私にとってのオシャレの定義についてお話させていただきます。
私にとってのオシャレの定義、それは…
【新しい物、自分の知らない物を取り入れようとする好奇心と柔軟性、そして一歩踏み出す勇気】だと思っています。
洋服のオシャレにしてもトレンドを取り入れていくスタイルと、かたくなに自分の好きな系統を貫くスタイルがあります。
私はどちらがオシャレかと聞かれると前者のトレンドを取り入れていくスタイルだと思います。
後者のトレンドにとらわれずに自分の好きな物を貫くスタイルは、オシャレというよりも【拘り】の世界なのかなと思います。
私は以前はトレンドというのは全く気にせず自分の好きなスタイルを貫いていたのですが、近年はファッション系YouTube動画を参考にし、積極的にトレンドスタイルを取り入れるようになりました。
そうするとファッションがすごく楽しいし、テンションがすごく上がるんですよね。
以前の私の思考はファッション以外でも、「例えばSNSでつぶやいて何が楽しいんだ?」とか「外食の時に食べ物の写真をパシャパシャ撮って何が楽しいんだ?」というように新しいものを取り入れようとしない斜に構えた物でした。
しかし、実際に私もSNSやブログで自分の考えを発信するようになり、今までにない充実感と楽しさを感じております。
勇気を出して一歩踏み出したからこそ今まで味わえなかった楽しさや喜びを感じることができ、人生における彩が増えたのです。
そういった経験から、私にとってオシャレとは
【新しい物、自分の知らない物を取り入れようとする好奇心と柔軟性、そして一歩踏み出す勇気】なのです。
新しい物、自分の知らない物は自分の幅を広げてくれます。そしてそれが人生に彩を与えてくれます。そしてそこに一歩踏み出すには勇気が必要です。今までの自分を否定することになりかねませんからね。
今までの自分を否定してでも一歩踏み出せる勇気と、その原動力である好奇心と柔軟性、それこそが私にとってのオシャレであり、その信念のもと洋服選びもするようになりました。
好奇心のない現状維持の考え方をオシャレとは思えないんですよね。
いろいろと私の考えを書きなぐりましたが、どれだけの人が共感いただけたかは不安です(笑)
とりあえず私の一番言いたかったことは未来の自分ももちろん大事ですが、今の自分、そして今の世界も(身の丈にあう範囲で)存分に楽しみましょう!という事です。
おまけ その3 おじさん世代がプチプラブランドでオシャレをするには
最後におじさん世代がプチプラブランドでオシャレをするためのポイントをお伝えします。
おじさん世代がユニクロやGU等のプチプラブランドでオシャレをするポイントは
- 定番ラインではなくデザイナーやブランドとのコラボラインから選ぶ
- 素材感をよく見る(安っぽい素材の物は避ける)
- 柄物はなるべく避ける
- コーディネート全体の色使いを3色までに抑える。
- 色はできればハッキリした色よりも淡い色がおススメ(白よりもベージュ等)
- ジーパンから卒業する
- トレンドを意識する(自分が若い頃に流行っていた服から卒業する)
- 大人っぽさを入れる
- 帽子をかぶる
では、このポイントを私のある1日のコーディネートを例に出して説明します。
帽子 :GU 定番ライン
トップス:ユニクロ×MARNIコラボライン
インナー:ユニクロU コラボライン
ズボン :GU×beautiful peopleコラボライン
ベルト :ユニクロ×INES コラボライン
シューズ:GU 定番ライン
鞄 :ユニクロUコラボライン
ではこのコーディネートについて、おじさん世代がプチプラブランドでオシャレをするポイントに落とし込んで説明いたします。
1,定番ラインではなくコラボラインから選ぶ
こちらの例のコーディネートはユニクロとGUのみの完全プチプラコーデですが、帽子とシューズ以外はデザイナーもしくはブランドとのコラボラインの商品です。特にユニクロはコンセプトが老若男女がターゲットのライフウエアです。なので定番ラインでオシャレをするのはかなり無理があります。しかし、ユニクロやGUは定期的にデザイナーやブランドとのコラボラインを展開しています。コラボラインならば定番ラインよりもファッション性のあるアイテムが数多くありますので、オシャレをしたいのであればまず第一歩目として定番ラインではなくコラボラインから服を選ぶようにしましょう。
2,素材感をよく見る(安っぽい素材ものは避ける)
コラボラインの物でもしっかり選ばないとダサいものはダサいです。
そして大人世代のオシャレとして拘らなければいけない重要なポイントは素材感です。いくらデザインが良くても素材感が安っぽいと台無しになります。特にGUはユニクロよりも更にワンランク低価格帯のブランドですので特に素材感の見極めが大事です。服の素材感が安っぽいと大学生ファッションのようになってしまい、服装が大学生なのに顔はおじさんという事で、それによって老けている顔がより強調され、若作りに見えるため結果的に痛いおじさんという雰囲気になってしまします。
こちらの例のコーデはGUのズボンもしわになりにくく見た目の安っぽさも無くかなり気に入りました。
3,柄物はなるべく避ける
最近は割と柄物の服もトレンドになってきていますが、おじさん世代は下手に柄物に手を出さない方が良いです。特にオシャレに疎い人ほど柄物に手を出す傾向があると思います。ズボンを折り返すとチェック柄になっていたりシャツの襟だけ色が切り替えてあったり、何かギミックがある程オシャレであると勘違いしがちですが、おじさん世代はとりあえず柄の無いものを選んだ方が無難です。柄を増やせば増やすほど子供っぽくなります。子供っぽくなるという事はそれに反して老けた顔が浮き上がり、よりおじさん度が増す結果になります。
こちらの例のコーデでも柄物は一切ありません。
柄物は無いですが、面積の多い黒のワイドパンツだけでは印象が重くなりますので、緑色の細ベルトを差し色として入れています。ベルトはユニクロ×INESコラボのWOMEN`Sのアイテムです。
4,コーディネート全体の色使いは3色までに抑える
これは柄物を避けるというのの延長線上の話です。色を増やせば増やすほどまとまりが無くなりますし、子供っぽくなります。子供っぽくなればなるほど、それに反しておじさん度は上がります。
おじさんの服は若々しくすればするほどおじさん度は増すのです。
服は若いのに顔はおじさんという事で違和感があるからです。なので老けた顔が浮き上がって見えるのです。こちらの例のコーデは全体の色をベージュ系、グリーン系、黒系の3色でまとめてあります。
5,色はできればハッキリした色よりも淡い色の方がおススメ
おじさん世代の服はできればハッキリとした「黒」や「白」よりも「ダークグレー」や「ベージュ」がおススメです。ハッキリとした黒や白はやっぱり肌がくすんでいない若い人の方が似合います。若い人の方が似合うという事は逆を言えば若くない人には似合いにくいという事ですね。おじさん世代は肌もくすんできていますので、黒系であればダークグレー、白ならベージュやナチュラルといった色を選んだ方がしっくりくると思います。こちらの例のコーデのズボンは黒です。黒しか発売されていなかったため黒を購入しましたが、本当はダークグレーとかが良かったです。
6,ジーパンから卒業する
休日の服装のズボンはジーパンという人はかなり多いと思います。とりあえずズボンはジーパンを履くという人が多いと思いますが、その考えから卒業しましょう。ジーパンとはそもそも労働者用の作業着として生まれたのが起源でありファッションに落とし込むのはとてもハードルが高いアイテムなのです。ファッション初心者程ジーパンを履くイメージがありますが、本来、ジーパンは着こなすのが難しいファッション上級者向けのアイテムなのです。ジーパンは本来労働者用の作業着であることから野暮ったいアイテムです。野暮ったいアイテムを若い人が着るからこそ、野暮ったさと若さとのギャップでかわいく見えるのです。野暮ったいアイテムを野暮ったいおじさんが来たらただの野暮ったいおじさんにしかなりません。
とりあえずで履くならばスラックス系のズボンを選びましょう。特におじさん世代であればスラックス系であればとりあえず子供っぽくはなるとか野暮ったくなるという最悪の事態は避けられます。
こちらの例のコーデのズボンもスラックス系です。
7,トレンドを意識する(自分が若い頃に流行っていた服から卒業する)
おじさん世代でもある程度のトレンドは意識した方が良いです。おじさん世代でよく見るのは若いときに流行っていた服装をそのまま継続しているパターンです。それは着ている服もそうですが、考え方をアップデートできていないという精神性も含めてダサく感じます。
おそらく今のおじさん世代の若い頃のファッションと言えばタイトフィット全盛の時代で、ズボンはピタピタのスキニーがオシャレの象徴でした。おじさん世代を見ていると過去の栄光にすがるようにピタピタスキニーをはき続けている人が多いと感じます。それは例えるなら我々が若い時におじさん達が昔に流行っていたパンタロンを履いているようなものです。
特におじさん世代のスキニーは若い時と違って体もたるんできているので本当にやめた方が良いです。単純に似合いません。今はシルエット的にはワイドシルエットがトレンドです。
こちらの例のコーデでは思いっきりワイドシルエットに振り切ったズボンをコーディネートの主役に持ってきました。
タイトシルエットをずっとやってきた人からするとワイドシルエットはかなり抵抗があると思いますが、そこに挑戦する好奇心と勇気こそが「オシャレ」という物なのです。
8,大人っぽさを入れる
やはりおじさん世代のオシャレはトレンドを意識しながらもどこかに大人っぽさも入れたいです。
特にワイドシルエットは子供っぽくなりがちですので大人っぽさの演出は重要です。
この例のコーデではインナーをハイネックにし更にインナーをズボンにインすることで大人っぽさを演出しています。
シューズもスニーカーではなくGUのリアルレザーのオペラシューズにして大人っぽく仕上げています。
9,帽子をかぶる
私的にはおじさん世代のファッションにはこれは結構重要かなと思います。やっぱりどんなにオシャレをしても顔がおじさんなのでまとまりが悪くなるんですよね。しかも、加齢で髪の毛のコシやボリュームも落ちてきて尚更ファッションとのバランスが取れなくなってきます。
毎回、髪の毛をバシッとセットするなら良いですが、小さい子供がいたりするとそんな時間も無かったりしますよね。なので、私的にはおじさん世代は帽子を靴下のようにファッションの定番として身に着けるようにした方が、オシャレに見えやすいかなと思います。
こちらの例のコーデの帽子はGUの定番ラインの物で千円以下で買ったものです。
帽子などの小物系は特に柄物よりも無地の物を選んだ方が大人っぽく仕上がって良いです。
ということで完全に私の自己満足の内容で申し訳ありませんでした。
最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。
では、また。